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名所江戸百景 目黒爺々が茶屋 31-100252

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
遮るもののない富士の眺望
坂の上から西の方角を望むと、遠く富士山の稜線が霞みながらも堂々とその姿を見せています。江戸市中では建物に遮られがちだった富士の眺めが、この目黒の高台からは大きく開けていたため、富士見の名所として知られていました。

■アーティスト
歌川 広重 (うたがわ ひろしげ) [ 寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日) ]
江戸の情緒を鮮やかに描き出した浮世絵師であり、その風景画は心に静かな余韻を残します。北斎がダイナミックな構図と力強さで自然の迫力を描いたのに対し、広重は移ろう季節や雨、雪、夕暮れといった繊細な瞬間を優美に表現しました。特に、深く澄んだ藍の色調「ヒロシゲブルー」は、彼の風景画を象徴する存在であり、異国の人々にも「日本の青」として強い印象を与えました。『東海道五十三次』に代表される旅情豊かな連作は、江戸庶民にとって憧れの旅を紙の上で体験させる窓であり、同時に自然と人間の調和を静かに語りかけます。広重の作品は今なお、淡い雨や霞む空気までをも感じさせ、私たちに日常の中の美しさと一瞬の儚さを見つめ直させる力を持ち続けています。

■作品概要
名所江戸百景 目黒爺々が茶屋(めいしょえどひゃっけい めぐろ じじがぢゃや)
なだらかな坂道の途中、松の大木が枝を広げる丘から、江戸庶民が富士の姿を望む情景です。三代将軍家光がこの茶屋の主人に「爺々」と親しく声をかけたことから名付けられたと伝わる爺々が茶屋は、目黒詣での道すがら旅人が一息つく人気の休み処でした。坂の右手に葦簀張りの店構えが小さく描かれ、日傘をさして富士を眺める人、腰を下ろして休む人など、思い思いにひとときを過ごす姿が穏やかに配されています。遠く霞むのは富士の稜線、そしてその手前には目黒川の流れがゆるやかに横たわります。遮るもののない眺望と、松の木立が作る優しい陰影が、江戸郊外ならではの伸びやかな空気を醸し出しています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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