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ダンサー 15-100016

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 ベージュグレーホワイト
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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歪む肉体、痛みが生み出す表現の核心
シーレはデッサンの際、モデルから目を離さず、鉛筆を紙から離さないまま描き続けたといわれています。この連続した視線と線が生み出す身体の歪みと緊張は、本作においても顕著です。痩せた四肢に散りばめられた青・赤・緑の色斑は、傷のようでもあり、内側から滲む生命の色のようでもあり、シーレが肉体に見出した美と苦痛の二重性を体現しています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
The Dancer (1913) ダンサー
身体が、空間を切り裂くように斜めに傾いています。左腕は高く掲げられ、指先が虚空をつかもうとする。右腕は垂れ、指が開く。どこにも重心がなく、それでも倒れない。踊る瞬間か、あるいは宙に投げ出された魂の軌跡か。1913年。前年の投獄という試練を経たシーレは、人体の表現においてさらなる深みへと踏み込んでいました。肉体は痩せ細り、青・赤・緑の色斑が皮膚の下から滲み出る。美しさではなく、生きていることの痛みと震えを、そのまま紙に焼きつけた一枚。白い余白が、人物の孤独をいっそう際立たせる。背景も舞台も、観客もいない。ただひとつの裸体が、すべての重力から解き放たれたように、白い空間にたたずんでいます。
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エゴン・シーレが1913年に描いたDer Tänzerは、表現主義とウィーン世紀末の精神を凝縮した男性ヌードの傑作です。水彩・グワッシュ・素描の技法で描かれたこの裸体は、余白に浮かぶ痩身の身体と、皮膚に散りばめられた青・赤の色斑が、身体表現における歪みと生命力の二重性を体現しています。シーレ独自の連続した線描が生み出す内面表現は、踊ることと叫ぶことが同義であるかのような緊張を孕み、孤独と宙吊りの感覚を白い余白によってさらに深めています。前年の投獄という経験を経てより純化された告白的絵画として、この魂の肖像はオーストリア絵画・近代絵画・20世紀絵画史におけるウィーン分離派表現の到達点のひとつを示し、重力からも社会からも解き放たれた一個の人間の存在を今なお鮮烈に問いかけています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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