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吾妻橋より隅田を見るの図 21-100051

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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江戸の夜明け、静寂の隅田川に昇る水蒸気と光
画面の左端を大胆に占める吾妻橋の橋脚は、江戸の発展と技術の力を象徴しています。垂直に立ち上がる巨大な構造物が、手前に船着場の日常を作り出し、その影が水面に落ちる光と影のコントラストが劇的な奥行きを生み出しています。

■アーティスト
葛飾北斎 (1760-1849)
江戸時代後期を代表する浮世絵師で、その画業は70年にわたりました。北斎は19歳の頃に勝川春章に師事し、浮世絵師としての活動を開始しました。その後、彼は独自のスタイルを追求し、様々なテーマに挑戦してきました。風景、歴史上の人物、花魁、役者、動植物、自然現象、仏教道具、妖怪など、彼が手掛けたテーマは多岐にわたり、生涯で34,000点以上の作品を残しました。
北斎は、当時の日本画では珍しかった西洋の絵画技法にも興味を持ち、銅版画や油絵などを取り入れました。彼の作品は19世紀後半のヨーロッパにも影響を与え、ジャポニスムと呼ばれる日本美術の流行を生みました。

■作品概要
吾妻橋より隅田を見るの図(1800-1810)
早朝か夕暮れの静寂に包まれた隅田川の情景が、光と影の微細な変化とともに描かれています。画面左手前の巨大な橋脚が力強い垂直線を構成し、深奥へと誘う水面の広がりと対比をなしています。水面には水蒸気が微かに立ちのぼり、静かな川の流れと、生活の始まりを待つ江戸の街の息遣いが感じられます。遠景の穏やかな岸辺の木々と、農地らしき段々が、人工の構築物と自然の風景の調和を示しています。この作品は、華やかな浮世の喧騒の手前にある、深く静かな美しさを捉えた抒情詩です。

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葛飾北斎の浮世絵「吾妻橋より隅田を見るの図」は、初期作品とされる水辺の風景を描いた景観図です。墨と色彩が織りなす抒情性に満ちたこの名所絵は、隅田川の川に架かる吾妻橋の橋脚を遠近法を用いた構図で強調しています。庶民生活を垣間見せつつ、水蒸気が立ち込める船のある川の様子は、木版画の伝統芸術が描いた江戸時代の叙情詩です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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