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東西の建築 26-100162

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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東と西が溶け合う幻の都市景観
ヨーロッパ的な切妻屋根と、イスラム建築を思わせる段状の塔が共存しています。ムーア建築の細い路地、大気に満ちたシルエット、幾何学的な立方体構造。クレーはその形式的な美しさに魅了されながら、現実の模写ではなく純粋な「絵画建築」として再構成しました。赤い縁取りが全体を舞台のように引き締め、色彩の祝祭感を高めています。

■アーティスト
Paul Klee (German, 1879-1940)
パウル・クレーにとって、音楽と絵画は別々の芸術ではありませんでした。バイオリンを手にするとき、彼の内側では同時に色が動き、線が鳴り始めたといいます。バウハウスで色彩理論を教えながら、クレーは「ドの音は青い」「旋律は線である」という感覚で授業を行いました。生徒たちは戸惑いながらも、その言葉が妙に腑に落ちることに気づいたといいます。作品を見ると、その感覚が伝わってきます。幾何学的な形がリズムを刻み、色の配置が和音のように響き合っています。説明しようとすると言葉が追いつかない。しかし何かが聞こえる気がする。クレーの絵の前に立つと、多くの人がそう感じます。晩年、難病で手が思うように動かなくなったとき、クレーの線は太く単純になりました。しかしその線の中に、静かな旋律が残っています。音楽家が最後に弾く一音のように、余分なものがすべて削ぎ落とされた先にある、純粋な響きです。

■作品概要
Westöstliche Bauten (1928) ヴェストエストリッヒェ・バウテン
幾重にも積み重なる色彩の塔。赤・緑・ピンク・黄・青・テラコッタの四角と三角が組み合わさり、私たちをどこか遠い架空の都市へと誘います。東洋と西洋の建築様式が混ざり合った、クレーの夢想する幻の街。1928年12月、クレーはエジプトを旅しました。ムーア建築の幾何学的な立方体構造と都市景観に深く魅せられた彼は、「絵画建築」と呼ぶ独自の表現を発展させました。東方への旅と、バウハウスで磨いた色彩理論が融合し、この水彩に結実しています。青空を背景にそびえる幻の都は、現実の都市でもなく純粋抽象でもなく、色と形だけが語る建築の歌です。「芸術は見えるものを再現するのではなく、見えないものを可視化する」、クレーの言葉通りの、もうひとつの世界です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
パウル・クレー 東西の建築 Westöstliche Bauten 1928 水彩 エジプト チュニジア 建築 都市 幻想 幾何学 四角 三角 塔 東洋 西洋 ムーア建築 イスラム バウハウス 表現主義 抽象 近代美術 ドイツ スイス 色彩理論 青 赤 テラコッタ 絵画建築 20世紀絵画 都市景観 プライベートコレクション 旅


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