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能楽百番 金札 南都薪能 30-100101

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
炎の中に立つ神、矢が示す魂の救済と激しい情念
武装した神は、まさに悪を滅する力を象徴しています。
左側の激しい炎は、薪能の熱狂的な雰囲気と、舞台に渦巻く情念を表しています。
神が構える弓に刺さった矢は、救済と奇跡の証です。

■アーティスト
月岡耕漁(つきおかこうぎょ、1869年4月18日–1927年2月25日)
浮世絵師月岡芳年、日本画壇の人気作家、尾形月耕や松本楓湖に師事、その流麗な筆致と幻想的な美意識で知られる画家です。特に能や歌舞伎の場面を描いた作品は、華やかな舞台の奥に潜む人間の情念や緊張感を浮かび上がらせ、観る者の心を強く揺さぶります。力強い構図と鮮烈な色彩は、観客の視線を舞台へと引き込み、今にも囃子の音や衣擦れの響きが聞こえてくるかのようです。耕漁の絵は、伝統芸能の儚さと永遠性を同時に映し出し、私たちに日本美術の奥深さを再発見させてくれるのです。

■作品概要
能楽百番 金札 南都薪能(きんさつ なんとたきぎのう)
激しく燃え盛る炎と、その光と煙を浴びて立つ、威厳に満ちた武装した神の姿。能楽「金札」は、春日大社で悪霊を退散させる神の奇跡を描いた、荘厳な神事能です。月岡耕漁は、この南都薪能(なんとたきぎのう)の劇的な一場面を、強烈な色彩と光と影の対比で描き切りました。緑と青の衣に施された金色の紋様は、神の力と高貴さを象徴しています。炎の熱気と、神の冷徹な眼光が交錯し、悪を打ち砕く魂の力が木版画の中に凝縮されています。この作品は、日本の古代信仰と舞台芸術のドラマティックな融合であり、観る者に圧倒的な迫力を訴えかけてきます。

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月岡耕漁の浮世絵「能楽百番 金札 南都薪能」は、能楽の神事の幽玄な美と情感をドラマチックに表現した木版画です。炎と神仏の伝統が宿るこの美術の絵画は、和モダンなインテリアを彩る芸術性の高いアートであり、日本文化の深さを伝えます。矢を持つ肖像画をコレクションし鑑賞する価値が高いでしょう。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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