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コンポジション 1939 25-100011

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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淡い光へとひらいてゆく扇
上方に広がるクリーム、淡い黄、薄緑の色面は、いくつもの扇のような形を描きながら、やわらかな光の空間をつくっています。明るく軽やかな色調が、下方の重い色から視線を解き放つ役割を担っているのが特徴。のびやかな開放感に満ちた領域です。

■アーティスト
オットー・フロイントリッヒ [ Otto Freundlich ] (1878-1943)
フロイントリッヒの作品に初めて触れたとき、その色彩の豊かさに思わず立ち止まります。深い青、燃えるような赤、柔らかな黄色。それらが幾何学的なモザイクとしてすべてを埋め尽くし、色と色が境界で響き合います。具体的な形を持たないにもかかわらず、見ているうちに光や音楽のようなものが感じられてくる。それがフロイントリッヒの抽象の力です。ピカソとも交流したパリの前衛芸術の中心にいながら、フロイントリッヒはひたすら色彩の純粋な力を探求し続けました。装飾でも主張でもなく、色そのものが呼吸しているような画面。その静かなエネルギーは、カンディンスキーやクレーとも異なる独自の境地です。1937年、ナチス政権はその作品を「退廃芸術」として没収しました。嘲笑のために開かれた展覧会のポスターに使われたのは、皮肉にもフロイントリッヒ自身の彫刻でした。それでも色は残っています。今もこうして、静かに光を放ちながら。

■作品概要
Komposition (1939)
上方には、クリームや淡い黄、薄緑がやわらかく広がり、扇のような形がいくつもひらいています。そこから下へ降りるにつれて、灰、青、黒、そして赤褐色から深い茶へ。色は少しずつ重みを増していきます。灰色の扇形の内側には黒の色片がひそみ、中央には深い青がひとつ、澄んだ光を宿しています。左の大きな赤褐色の弧は、全体をあたたかく抱きとめるようです。下方の暗い茶は、大地のように全体を支えています。重さは、そこにしっかりと根を下ろしています。だからこそ、上方の淡い光はのびやかに、どこまでもひらいていけるのでしょう。この年、世界は大きく揺らぎはじめていました。その重さを、絵は知らないふりをしません。けれど視線は、いつも上へと導かれていきます。大地の重みを受けとめながら、なお光のほうへ。ひとつひとつの小さな色面が、その歩みを静かに刻んでいます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
オットー・フロイントリッヒ フロイントリッヒ Otto_Freundlich Komposition コンポジション 1939年 抽象絵画 幾何学的抽象 抽象画 色面 モザイク 扇形 弧 クリーム 淡い黄 薄緑 灰色 青 黒 赤褐色 茶色 大地 光 グラデーション 重み 開放感 20世紀美術 近代絵画 モダンアート 非具象 絵画解説

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