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花咲く桃の木 32-100003

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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一本の若木を大きく描く
描かれた木は、ほんの細い若木にすぎません。それをカンヴァスの縦横いっぱいに置くことで、小さな木に堂々とした存在感が生まれています。風景の中のひとつの要素を切り取り、拡大して手前に置く手法は、日本の木版画から学んだものとされます。ゴッホは浮世絵を深く敬愛し、自らの絵でそれに並ぼうとしていました。

■アーティスト
Vincent van Gogh [フィンセント・ファン・ゴッホ](1853-1890)
オランダ出身のポスト印象派の画家であり、西洋美術史における最も著名で影響力のある人物の一人です。彼の人生はわずか37年と短命でありながら、約2,100点以上の作品を制作し、そのうち860点以上が油彩画です。その多くは、彼の感情や精神的な苦悩、そして自然や日常の情景への深い感銘を表現しています。彼は画家としてのキャリアを20代後半で始めました。最初は暗い色調の作品が多かったものの、1886年にパリに移り印象派や日本の浮世絵から影響を受け、明るい色彩と大胆な筆使いが特徴となりました。「ひまわり」「星月夜」「アイリス」など、彼の代表作は豊かな感情と動的なエネルギーを感じさせます。精神的な問題に苦しみながらも、創作活動を続けました。1888年に南フランスのアルルに移住し、「黄色い家」で理想的な芸術家の共同体を夢見ましたが、失敗に終わります。この時期、彼は耳を切り落とす事件で有名です。ゴッホの晩年は精神病院で過ごし、1890年にピストル自殺によって生涯を閉じました。死後、作品の評価が高まり、現在では芸術界の巨匠として世界中で愛されています。ゴッホの情熱的で波乱万丈の人生は、多くの人々に感動を与え、今なお彼の作品は人々の心を魅了し続けています。

■作品概要
Almond tree in blossom
本作は長く「花咲くアーモンドの木」として知られてきました。現在、所蔵するVan Gogh Museumは「花咲く桃の木」の題で公開しています。一本の若木が、縦長のカンヴァスの中央にすっと立っています。幹は細く、青と黄の短い筆触が交互に重なっています。そこから赤茶の枝が左右に広がり、枝先には白に淡い紅のにじむ花がひらいています。背景には、縦の筆触で塗られた明るい黄緑の草地。その奥に青緑の柵が帯のように横切り、さらに奥には暗い木立と家並みがのぞきます。柵の手前には、蝶のような黄色い小さな形がひとつ。手前の地面は灰色を帯びた黄土色で、ざらりとした絵具の厚みが残っています。木も花も小ぶりなのに、カンヴァスいっぱいに据えられることで、どこか堂々として見える。春の空気の軽さと、地面の確かな重さが、上下で分かれています。1888年の春、移り住んだばかりの南仏アルルで、花咲く果樹を次々と描いていた時期の一枚です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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