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ライオンに襲われたアラブの騎手 15-100111

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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人・馬・獅子が絡み合う渦の構図
獅子が白馬の胸に食らいつき、馬は大きくのけぞり、騎手は刃を振りかざす。三者の身体が互いに重なり、ねじれ、ひとつの塊となって渦を巻いています。どこで一方が終わり他方が始まるのか判然としないほどの密着が、生死を分かつ闘いの切迫感を極限まで高めています。

■アーティスト
フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ [ Ferdinand Victor Eugène Delacroix ](1798年4月26日 - 1863年8月13日)
フランス・ロマン主義絵画の頂点に立った画家です。理性と秩序を重んじた新古典主義への反動として、感情・運動・色彩の爆発をキャンバスに持ち込みました。代表作「民衆を率いる自由の女神」は、1830年のフランス七月革命を主題とした作品です。煙と炎の中を突き進む群衆、翻る三色旗、倒れた者たちの上を歩む自由の女神。全体がうねるように動き、私たちの感情を揺さぶります。歴史画でありながら、その熱量は今も色褪せません。ドラクロワはルーベンスの激動する構図とヴェネツィア派の豊かな色彩から深く学びながら、独自の表現を確立しました。文学への造詣も深く、ダンテ・シェイクスピア・バイロンの作品を題材とした絵画も多く残しています。ショパンと深い友情で結ばれ、音楽から絵画の着想を得ることも少なくなかったといいます。知性と情熱が拮抗し、そして情熱が勝つ。それがドラクロワという画家の本質です。

■作品概要
Arab Horseman Attacked by a Lion (1849)
岩肌の迫る谷間で、白馬が悲鳴をあげるように身をよじります。その胸元へ牙を剥いて躍りかかる一頭の雄ライオン。たてがみを逆立てた獅子の重みに馬の前肢は宙を掻き、後脚は大地を踏みしめて耐える。鞍上のアラブの騎手は頭を低く沈め、振り上げた刃がいまにも振り下ろされようとする刹那です。背後で燃え上がる朱のマントは、炎そのもののように風を裂きます。白、金褐色、朱。三つの色塊が絡み合い、人と獣と馬がひとつの渦へ溶け合う劇的な一瞬。1849年の作で、北アフリカの記憶と動物の生命力への飽くなき探究が結びついた狩猟図の系譜に連なる一枚です。筆触は荒々しくも正確で、獅子の筋肉の張りや馬の皮膚の震えまでが伝わってきます。恐怖と勇気、野性と意志が拮抗し、ついに均衡が破られる寸前の張り詰めた静寂。その静寂こそが、咆哮よりも雄弁に命の激しさを語っています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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