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サルダナパールの死 15-100117

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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狂乱の中心に座す王の冷徹
周囲が悲鳴と暴力に満ちるなか、王だけは頬杖をついて微動だにしません。白い衣に包まれたその姿は、狂乱の渦の中心で異様な静けさを放っています。激情と虚無、支配者の傲慢と倦怠が一人の人物に凝縮され、物語に底知れぬ深みを与えています。

■アーティスト
フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ [ Ferdinand Victor Eugène Delacroix ](1798年4月26日 - 1863年8月13日)
フランス・ロマン主義絵画の頂点に立った画家です。理性と秩序を重んじた新古典主義への反動として、感情・運動・色彩の爆発をキャンバスに持ち込みました。代表作「民衆を率いる自由の女神」は、1830年のフランス七月革命を主題とした作品です。煙と炎の中を突き進む群衆、翻る三色旗、倒れた者たちの上を歩む自由の女神。全体がうねるように動き、私たちの感情を揺さぶります。歴史画でありながら、その熱量は今も色褪せません。ドラクロワはルーベンスの激動する構図とヴェネツィア派の豊かな色彩から深く学びながら、独自の表現を確立しました。文学への造詣も深く、ダンテ・シェイクスピア・バイロンの作品を題材とした絵画も多く残しています。ショパンと深い友情で結ばれ、音楽から絵画の着想を得ることも少なくなかったといいます。知性と情熱が拮抗し、そして情熱が勝つ。それがドラクロワという画家の本質です。

■作品概要
Death of Sardanapalus (1827)
深紅の寝台が炎のように広がり、その頂にアッシリアの王サルダナパールが横たわります。敵軍に包囲され、滅亡を悟った王は、寵姫も愛馬も財宝も、己とともに滅ぼすよう命じた。足もとでは、刃を突き立てられようとする裸身の女が身をのけぞらせ、飾り立てられた馬が引きずり込まれ、寝台に伏した女は息絶えてゆく。黄金の器、象頭の寝台装飾、散乱する宝飾。阿鼻叫喚の渦の只中で、王ひとりが頬杖をつき、冷ややかにすべてを見下ろしています。バイロンの劇詩に想を得た本作は、1827年のサロンで激しい非難を浴びました。遠近も秩序も押し流す、赤と金と肌色の奔流。しかしその混沌は、寝台の対角線に沿って周到に組み立てられています。暴力と官能、破滅と陶酔。理性が築いた古典の規範を、感情の業火が焼き尽くしてゆく、ロマン主義の烈しい宣言です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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