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海辺から見たタンジール 15-100128

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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断崖と海が描く雄大な対角線
城壁の町から海へと、山並みが大きな対角線を描いて流れ落ちています。重厚な岩の量塊と、広々と開けた明るい海と空。その対比が構図に力強い動きと開放感をもたらし、北アフリカの海辺の壮大な自然を鮮やかに伝えています。

■アーティスト
フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ [ Ferdinand Victor Eugène Delacroix ](1798年4月26日 - 1863年8月13日)
フランス・ロマン主義絵画の頂点に立った画家です。理性と秩序を重んじた新古典主義への反動として、感情・運動・色彩の爆発をキャンバスに持ち込みました。代表作「民衆を率いる自由の女神」は、1830年のフランス七月革命を主題とした作品です。煙と炎の中を突き進む群衆、翻る三色旗、倒れた者たちの上を歩む自由の女神。全体がうねるように動き、私たちの感情を揺さぶります。歴史画でありながら、その熱量は今も色褪せません。ドラクロワはルーベンスの激動する構図とヴェネツィア派の豊かな色彩から深く学びながら、独自の表現を確立しました。文学への造詣も深く、ダンテ・シェイクスピア・バイロンの作品を題材とした絵画も多く残しています。ショパンと深い友情で結ばれ、音楽から絵画の着想を得ることも少なくなかったといいます。知性と情熱が拮抗し、そして情熱が勝つ。それがドラクロワという画家の本質です。

■作品概要
View of Tangier from the Seashore (1856-1858)
切り立つ断崖の上に、白く輝く城壁の町タンジールがそびえます。緑を帯びた山肌は大きく斜めに海へと落ち込み、その先には澄んだ青緑の海が水平線まで広がっています。浜辺では、男たちが力を合わせて一艘の小舟を海へ押し出そうとしています。肩を入れ、腰を落とし、水に足を浸して踏ん張る身体。赤い帽子、白や黄の衣が、岩と波の間で色の粒となって弾けます。左手では長衣の男が静かに佇み、右手の岩の上では二人の人物が作業を見守っています。1832年の北アフリカ旅行で目にした光景は、画家の記憶の中で長く生き続け、帰国後も繰り返しこの地の風景と人々が描かれました。本作もまた、その記憶から生まれた一枚です。そびえる岩山の雄大さと、そこで営まれる人々のささやかな労働。自然の壮大さと人間の生の力強さが、明るい地中海の光の中で調和しています。穏やかでありながら、脈打つ生命の歓びです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード

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