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南の庭 26-100154

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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光が躍る魔法のモザイク。旅の記憶が奏でる、色彩の調べ
広がるパッチワークのような色彩は、眩しい太陽がまぶたの裏に残した、愛おしい記憶の断片のようです。クレーは景色をそのまま描くのではなく、光そのものを小さな四角形に切り取って、リズムよく並べていきました。水彩の淡い重なりが、ステンドグラスのように透明な奥行きを生み出し、画面全体が心地よい微熱を帯びているかのよう。緻密に計算されているはずなのに、どこか無垢な遊び心にあふれたその描写は、私たちを温かな南国の風の中へと連れ出してくれます。

■アーティスト
Paul Klee (German, 1879-1940)
スイス生まれのドイツ人画家・美術理論家です。父は音楽教師、母は声楽家という音楽一家に育ち、クレー自身もヴァイオリンをプロ級に弾きこなすほどの腕前でした。この音楽への深い素養は、生涯にわたって作品に色濃く反映されています。1914年のチュニジア旅行が大きな転機となり、強烈な光と色彩に触れたことで「色彩が私を捉えた」と記し、それ以降は鮮やかな色彩と抽象表現へと画風が明確に変化しました。カンディンスキーらとともに「青騎士(ブラウエ・ライター)」を結成し、1920年からはバウハウスで造形論の講義を担当。理論家としても重要な存在でした。その作風は表現主義にも超現実主義にも収まらない独特のもので、子どものような無邪気な線と深い思索が共存しています。晩年は難病・強皮症を患いながらも制作を続け、1940年にスイスで没しました。

■作品概要
Southern Gardens (1919)
無数の色の四角が、音楽のように積み重なります。ピンク、黄、青、紫、テラコッタ。モザイクのように敷き詰められた色彩の中から、黒い植物の枝がそっと顔をのぞかせ、生命の息吹を告げます。これは「南の庭」。そこに描かれているのは、見たままの庭ではありません。なぜクレーがこのほとんど抽象的な水彩画を「南の庭」と名付けたのか。その暖色のリズムが、かつて旅したチュニジアの庭を想起させると指摘する論者もいます。1914年、チュニジアを訪れたクレーは「色彩が私を捉えた。私は画家だ」と記し、抽象への扉を開きました。その体験から5年後、1919年に生まれたこの作品は、庭園という主題をクレーが好んだ理由を「自然の気まぐれさが、抽象建築の規律ある法則に従う既製の例」として見出していたからだと、美術史家リチャード・ヴェルディは論じています。「芸術は見えるものを再現するのではなく、見えないものを見えるようににする」クレー自身の言葉が、この庭の本質を静かに語ります。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
パウル・クレー 1919年 南の庭 抽象画 水彩画 色彩 構成 記憶 チュニジア 陽光 モザイク 光 幾何学 パッチワーク リズム 植物 生命 躍動 音楽 癒し 幻想 精神 内面 調和 希望 平和 時代 背景 傑作 現代


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