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梅に鶯 25-100098

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
凍てつく冬を溶かす福音。一羽の小鳥が告げる春の目覚め
梅の枝で誇らしげに喉を震わせる小鳥は、まさに春の使者そのものです。古邨は、鳥が今まさに歌い出そうとする動的な一瞬を、見事に封じ込めました。花びら一枚一枚の柔らかな質感と、鳥の鋭い生命感の対比が、凍てついた心を優しく溶かし、これから始まる新しい季節への期待を抱かせてくれます。

■アーティスト
小原古邨 [ おはらこそん ] (1877-1945)
本の画家・木版画の下絵師で、花鳥画を中心に活躍しました。本名は小原又雄で、加賀国(現・石川県)出身。鈴木華邨に学び、フェノロサの影響を受けながら、アメリカ向けの花鳥画を多く制作しました。初期は肉筆画を発表し、版元・松木平吉の依頼で版画の下絵を手掛けました。大正時代には「祥邨」、昭和初期には「豊邨」と号を改め、渡辺版画店などを通じて多くの作品を発表。彼の版画は、伝統的な浮世絵技法と写実的な表現を融合させた独自のスタイルで評価されています。作品は主に海外輸出向けで、ボストン美術館や大英博物館などに所蔵。近年、日本国内でも展覧会が開催され、その芸術性が再評価されています。

■作品概要
梅に鶯(うめにうぐいす)
冬の冷たさが残る空気の中、一際鮮やかに春を告げる瞬間がここにあります。横切る力強い梅の幹と、天に向かって伸びる若枝。そこに咲く可憐な薄紅色の花々は、厳しい寒さを乗り越えた生命の象徴です。その枝に止まり、小さく口を開けてさえずる小鳥の姿は、まるで新しい季節の訪れを世界中に宣言しているかのようです。淡いベージュの背景が、春霞のような柔らかな光を感じさせ、小鳥の青みがかった羽の色をいっそう瑞々しく引き立てています。
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小原古邨が手がけたこの花鳥画は、浮世絵の伝統を継承しつつ、独自の進化を遂げた新版画の傑作です。梅の枝でさえずる小鳥の描写からは、今にも美しい鳴き声が聞こえてきそうなほど繊細な生命感が伝わります。明治から昭和にかけて磨かれた木版画の技術は、羽の質感や花の彩りを見事に表現し、画面全体に豊かな叙情と静寂をもたらしています。日本美術が持つ特有の季節感を、春の訪れとともに描いたこの作品は、現代のインテリアにも馴染む和モダンなアートとして、高い人気を誇ります。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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