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御茶ノ水橋の夜 24-101007

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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街灯が照らす、夜の橋のひとり
月のない夜、丸い街灯がぽつりと輝き、橋を渡る人影をほのかに照らします。街灯の光が欄干に複雑な影を落とし、川面まで届く光の帯が奥行きをつくり出しています。誰もが自分だけの沈黙の中にいるような、夜の孤独と静けさが伝わる一枚です。

■アーティスト
根来莱山 [ねごろ らいざん、川面良雄 ] (1877年4月17日-1963年8月10日)
大正時代に活躍した木版画家です。版元・吉川弘文館から作品を発表し、東京の風景を題材にした新版画を制作しました。作品の多くは1923年の関東大震災以前に出版されたため、大震災で多くが失われ、現存する数が非常に少ないことから、今日では希少な存在となっています。また、川瀬巴水の版元として知られる渡邊庄三郎のような強力なプロモーターを持たなかったことも、知名度が広まりにくかった一因と考えられています。 莱山の作品には、繊細な黒と灰のぼかしが随所に用いられており、静けさと奥行きのある独自の雰囲気を持っています。雨、霧、夕暮れなど、気象や光の変化をとらえた風景を得意とし、浮世絵の伝統に西洋的な表現を取り入れた大正新版画の精神を体現した画家のひとりです。

■作品概要
御茶ノ水橋の夜
暗い夜の橋の上、丸い街灯がひとつ白く輝き、その光の中に人影が静かに浮かび上がっています。丸い街灯の光が、この夜の情景において月の代わりを果たしています。橋の上には数人のシルエットが見え、それぞれが自分だけの孤独な空間に佇んでいます。遠景には2棟の西洋建築が低い街並みの上に顔を出しており、ドームのある建物は1891年に建てられたロシア正教会のニコライ堂です。 黒と灰を基調とし、街灯の白い光と橋の欄干のシルエット、遠くに見える教会の尖塔。それだけで夜の御茶ノ水の静けさと孤独感が伝わってきます。現在この周辺は高層ビルや線路が密集した賑やかなエリアですが、1922年当時の夜の橋には、人々がひっそりと行き交うだけの静かな時間が流れていました。木版ならではの繊細なぼかしが、夜の霧と街灯の光をみごとに表現した、根来莱山の代表的な夜景作品です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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