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抽象 16-101013

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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青の深度、形態が溶ける場所
深いコバルトブルーの地は、形態を浮かび上がらせると同時に飲み込もうとしています。有機的な塊が互いに侵食し合うこの構造は、固定したアイデンティティへの静かな拒絶であり、変容し続けることへの意志の表れです。

■アーティスト
フランシス・ピカビア [ Francis Picabia ] (1879-1953)
フランス生まれの画家で、ダダイズムとシュルレアリスムの中心的人物のひとりです。生涯を通じてひとつの様式に留まることを拒み、印象派から始まりキュビスム、抽象絵画、機械絵画、ダダ、そして具象へと絶えず変貌し続けました。その変節ぶりは批判を受けることもありましたが、ピカビア自身は矛盾を楽しむように様式を乗り換えていきました。特に注目されるのが「機械絵画」の時代です。人間の感情や関係性を機械の図面のように描いた作品群は、冷徹でありながら奇妙なユーモアをはらんでいます。愛や欲望を部品と歯車で表現するその手法は、当時の芸術界に挑発的な問いを投げかけました。既存の価値をすべて笑い飛ばすような姿勢はダダの精神そのものであり、マルセル・デュシャンとの交流がその過激さに拍車をかけました。何者にも定義されることを拒んだ画家。ピカビアの作品の前では、「芸術とは何か」という問い自体が宙吊りになります。

■作品概要
Abstrait
深い夜のような青を地に、赤と青と黒の有機的な形態が互いに溶け込み、重なり、押しのけ合っています。輪郭は曖昧で、どこまでが一つの形でどこからが別の形なのか、境界は永遠に定まらない。見れば見るほど形は増え、気づけば別の何かが浮かび上がる。これは深海か、宇宙か、眠りの中の光景か。ピカビアの生涯は様式の絶え間ない裏切りの連続でしたが、この「抽象」はそのどれでもあり、そのどれでもない。答えを求めて潜れば潜るほど、青はただ深くなるばかりです。それでもあなたは、潜り続けますか。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
フランシス・ピカビア Abstrait 抽象 抽象絵画 有機的抽象 青 コバルトブルー 赤褐色 深夜 宇宙 深海 油彩 前衛芸術 フランス近代美術 形態 溶解 境界 インテリア ポスター モダンアート ミッドセンチュリー 深み 重層 色彩 抒情 変容 共存 夜 闇 光

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