シヴァ神 16-17世紀 24-100004
片足を踏み出し、しなやかに舞うシヴァ神。牡牛を従えたその姿には、破壊と再生を司る神の激しさよりも、静かな瞑想の気配が漂っています。
■アーティスト
不詳
■作品概要
シヴァ神
片足を大きく踏み出し、体をしなやかにひねって舞う神シヴァの姿が描かれています。四本の腕を優雅に広げ、かすかに髭をたたえたその面差しからは、静かな微笑みの奥に宇宙の律動そのものを司る力が宿っていることが伝わってきます。足元に横たわる赤みを帯びた獣は、シヴァの乗り物である牡牛ナンディと見られ、神の踏む一歩一歩が天地の運行を司るものであることを示唆しています。深紅の地に浮かぶ白い肌と精緻な宝飾は、破壊と再生を司る神でありながら、どこか穏やかで瞑想的な気配をまとっています。この一面はもともと、儀礼の行列で掲げられる両面仕立ての幡(パウバ)の片側として描かれたもので、16世紀から17世紀のネパールにおいて、ヒンドゥーの神話とネワール仏教の美意識が交わる中で育まれた図像表現を今に伝えています。
■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
■キーワード
シヴァ神 舞踏神 ネパール ヒンドゥー教 牡牛ナンディ パウバ 両面掛軸 16世紀 17世紀 ネワール美術 ネパール絵画 儀礼幡 ヒンドゥー美術 密教美術 ネパール文化 宗教絵画 布仏画 顔料絵画 破壊神 再生神 舞踊表現 男神信仰 カトマンズ盆地 ヒンドゥー教美術史 供養具 ネパール宗教美術
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