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赤い背景の自画像 15-100187

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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まっすぐな眼差し、少年の内なる緊張
前髪を整えた端正な佇まいとは裏腹に、少年の瞳は強い緊張を宿してこちらへ向けられています。あどけなさというより、すでに自己を凝視する眼差しの鋭さが、この年若い肖像に宿っています。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Selbstbildnis vor rotem Hintergrund (1906)
赤褐色の地に、少年の顔だけが白く浮かび上がっています。整えられた前髪と対照的に、その瞳は真っ直ぐにこちらへ向けられ、あどけなさよりも警戒に近い緊張を宿しています。蝶ネクタイと灰色の上着は、当時の肖像画の慣習に従った装いでありながら、少年自身の内側にある落ち着かなさを覆い隠すには足りていません。背景を流れる赤い縦の筋は、炎のようにも血のようにも見え、静かな肖像の奥に不穏な熱を孕ませています。まだ十代半ばだったこの時期の自画像には、後年の激しい表現主義には至らないものの、すでに自己を見つめる眼差しの鋭さが確かに刻まれています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
エゴン・シーレ Egon_Schiele 赤い背景の自画像 自画像 少年期 1906年 初期作品 蝶ネクタイ 灰色の上着 肖像画 赤褐色 鋭い眼差し 内面の緊張 ウィーン アカデミー時代 若き日のシーレ 表現主義の萌芽 十代の自己像 静かな不穏 緊張感 自己凝視 生々しい視線 写実的肖像 初期習作 個人史 内なる熱 少年の肖像

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