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分離派 第49回展覧会 15-100186

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
空いた一脚、埋まらない不在の椅子
円卓を囲む友人たちの中に、誰も座らない椅子がひとつだけ据えられています。この展覧会の直前に世を去った師の不在を示す空席は、賑わいの中にひとすじの静寂を差し込んでいるようです。

■アーティスト
Egon Schiele (Austrian, 1890-1918)
20世紀初頭のウィーンで鮮烈な足跡を残した表現主義を代表する画家です。グスタフ・クリムトに才能を見出され強い影響を受けましたが、やがて独自のスタイルを確立しました。最大の特徴は、鋭く力強い線描と、極端に歪められたポーズです。人間の肉体を通じて、内面にある孤独、不安、性、そして死といった生々しい感情を曝け出しました。多くの自画像を描き、自己の内面を徹底的に見つめ続けたその姿勢は、当時の倫理観を揺さぶるほど過激なものでした。彼の作品に漂う退廃的な雰囲気と、剥き出しの生命力は、100年以上経った今もなお多くの人々を惹きつけてやみません。スペイン風邪によりわずか28歳でこの世を去りましたが、短すぎる生涯の中で残された数多くの素描や油彩画は、人間の深淵を描いた芸術として高く評価されています。痛切なまでの純粋さが宿る画家です。

■作品概要
Secession. 49 Ausstellung… (1918)
テーブルを囲む友人たち。中央に空いた一脚だけが、誰も座ることのない椅子として据えられています。その主だったはずのグスタフ・クリムトは、この展覧会の直前に世を去り、二度と戻ることはありませんでした。黄と橙の衣服だけが体温を保つ一方、黒く塗り込められた背景がその温もりを絶えず侵食しています。下段に置かれた太い文字は展覧会の告知でありながら、絵の静けさを切り裂くように叫んでいます。この展覧会はシーレにとって生涯最大の成功となりましたが、同じ年の終わりには、彼自身の椅子もまた空席となりました。祝祭の記録であると同時に、不在を刻んだ一枚でもあります。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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