チャクラサンヴァラ 曼荼羅 12世紀 24-100010
円環の中心に小さく描かれたチャクラサンヴァラと明妃。その周りを八つの大寒林が取り囲み、屍の傍らで瞑想する行者の姿を静かに物語っています。
■アーティスト
不詳
■作品概要
チャクラサンヴァラ曼荼羅
円環と方形が幾重にも重なる曼荼羅の中心に、憤怒の尊格チャクラサンヴァラと明妃ヴァジュラヴァーラーヒーの姿が小さく、しかし確かな力を放って描かれています。この二尊が体現するのは、ヨーガ・タントラの奥義そのもの。周囲を取り巻く蓮弁の上には六柱の女神が配され、外周にはインドに実在したとされる八つの大寒林(墓場)が、それぞれを司る神と共に描かれています。屍が横たわる寒林の図像は、生と死が隣り合わせであることを瞑想者に突きつけ、この曼荼羅が単なる装飾ではなく、実践のための精緻な設計図であることを物語っています。下段には五体のターラー菩薩と、供養する行者、そして寄進者の姿が小さく描き込まれています。制作は西暦1100年頃、ネパールにおいて現存する大型仏画としては最古級の一幅とされ、東インドの貝葉写本挿絵にも通じる、初期ネパール絵画の様式を今に伝えています。
■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
■キーワード
チャクラサンヴァラ曼荼羅 ヴァジュラヴァーラーヒー ネパール仏教 タクリ朝 マッラ朝初期 12世紀 八大寒林 ターラー菩薩 ヨーガタントラ 密教美術 ネパール絵画 最古の仏画 布仏画 顔料絵画 曼荼羅図像 ネワール美術 東インド写本様式 貝葉写本 供養図 寄進者像 チベット密教 護法尊 憤怒尊 明妃 瞑想本尊 仏教美術史 ネパール文化財
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