緑衣の踊り子 15-100056
緑衣の踊り子だけが全身で描かれ、体をひねりながら回転する途中の姿勢を素早い筆致で捉えています。完成した型ではなく、移行中の動作そのものです。
■アーティスト
エドガー・ドガ [ Edgar Degas ] (1834-1917)
パリの裕福な家庭に生まれ、ルーヴルで古典絵画を学んだ後、アングルの影響を受けた確かなデッサン力を基盤に独自の表現を確立しました。バレエのダンサー・競馬・カフェの情景・浴女など、近代パリの日常的な場面を主題に、瞬間の動きと光を鋭く捉えた作品を生涯にわたって描き続けました。印象派の仲間たちが戸外で風景を描いたのに対し、ドガは主に室内の人工的な光の中で制作し、「室内の印象派」とも呼ばれます。日本の浮世絵から影響を受けた大胆なトリミングと斜めの構図、パステルという画材への傾倒、晩年の彫刻作品、その表現は常に革新的でした。晩年は視力が著しく低下し、制作が困難になりながらも造形への情熱を失わず、83歳でパリに没しました。写真的な瞬間の切り取りと古典的なデッサンの融合が、ドガ芸術の核心です。
■作品概要
Swaying Dancer (Dancer in Green) (from 1877 until 1879)
桟敷の上方から見下ろす角度で捉えられた、身をよじる一人の踊り子。緑の衣装を着た彼女だけが全身を見せ、両脇の踊り子たちは縁で切断されています。背景には橙色の衣装をまとった踊り子たちが小さく並び、出番を待つ様子。日本の浮世絵や写真術の影響を受けたとされる非対称かつ断片的な構図で、中心を外した配置が不安定な緊張を生みます。パステルとグワッシュ。急旋回する体の捻れを素早い筆致で写し取り、完成された振付の瞬間ではなく、動きの途中経過そのものです。
■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
■キーワード
エドガー・ドガ 揺れる踊り子 スウェイングダンサー 緑衣の踊り子 パステルとグワッシュ 1877年 1879年 ティッセン=ボルネミッサ美術館 マドリード バレエ 踊り子 桟敷 俯瞰構図 非対称構図 日本美術の影響 浮世絵 写真術の影響 断片的構図 印象派 パリオペラ座 回転動作 旋回 舞台袖 出番待ち 19世紀フランス絵画 動きの途中経過
お届けについて
おすすめ商品
新着商品
-
名所江戸百景 千駄木団子坂花屋敷
歌川広重
3,450円(税込)
-
名所江戸百景 南品川鮫洲海岸
歌川広重
3,450円(税込)
-
名所江戸百景 小奈木川五本まつ
歌川広重
3,450円(税込)
-
風景習作 ヒルシュベルゲン・ベーマーヴァルト
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
レオポルトとマリー・ツィハチェクの住まいの眺め
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
フーゴー・コラー博士
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
赤い背景の自画像
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
分離派 第49回展覧会
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
ヴィレンドルフのヴィーナス
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
ひまわり I
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
冬の家々(アトリエからの眺め)
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
平行線による装飾
Egon Schiele
3,450円(税込)









