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カルカッタのインド人、坐像と立像 15-100127

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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白の長衣を描き切る大胆な筆
二人の姿の大部分を占める白い衣は、厚く勢いのある筆で塗り重ねられています。光を受けて輝く部分と、襞に沈む影。その明暗を素早く的確に捉えた筆致は、習作ならではの生き生きとした迫力に満ちています。暗い背景との対比で、白はいっそう力強く輝いています。

■アーティスト
フェルディナン・ヴィクトール・ウジェーヌ・ドラクロワ [ Ferdinand Victor Eugène Delacroix ](1798年4月26日 - 1863年8月13日)
フランス・ロマン主義絵画の頂点に立った画家です。理性と秩序を重んじた新古典主義への反動として、感情・運動・色彩の爆発をキャンバスに持ち込みました。代表作「民衆を率いる自由の女神」は、1830年のフランス七月革命を主題とした作品です。煙と炎の中を突き進む群衆、翻る三色旗、倒れた者たちの上を歩む自由の女神。全体がうねるように動き、私たちの感情を揺さぶります。歴史画でありながら、その熱量は今も色褪せません。ドラクロワはルーベンスの激動する構図とヴェネツィア派の豊かな色彩から深く学びながら、独自の表現を確立しました。文学への造詣も深く、ダンテ・シェイクスピア・バイロンの作品を題材とした絵画も多く残しています。ショパンと深い友情で結ばれ、音楽から絵画の着想を得ることも少なくなかったといいます。知性と情熱が拮抗し、そして情熱が勝つ。それがドラクロワという画家の本質です。

■作品概要
Two Studies of an Indian from Calcutta,Seated and Standing (c.-1823-1824)
暗い褐色の背景に、白い衣の男が二つの姿で並びます。左では杖に手をかけて静かに立ち、右では椅子に深く腰を下ろして、黄金色の肩掛けをまとう。同じ人物を立像と座像で描き分けた習作です。まばゆい白の長衣は、厚く大胆な筆で一気に塗り込められ、布の襞や重なりが光を受けて鮮やかに浮かび上がる。胸元にのぞく朱、帽子の赤、履物の赤と金、縞模様のズボン。わずかな色が白の広がりの中でくっきりと響き合います。北アフリカ旅行よりも前、まだ二十代半ばの画家が、異国の人物をまっすぐに見つめた記録。そこにあるのは物珍しさではなく、一人の人間の佇まいそのものを捉えようとする真摯なまなざしです。まっすぐこちらへ向けられた静かな顔。その沈黙の奥に、描き手の抑えがたい好奇心と、後の東方主題へと燃え広がる情熱の最初の火種が灯っています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
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カルカッタのインド人、坐像と立像

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