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エコー 11-100103

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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木霊にすがるニンフ、息をのむ瞬間
両の手を耳にあて、驚いたように振り返るエコーの表情には、ナルキッソスへの叶わぬ恋ゆえに、おのれの声さえも自由に語れなくなったニンフの、切なくも儚い運命がにじみ出ています。

■アーティスト
アレクサンドル・カバネル [ Alexandre Cabanel ] (1823年9月28日 - 1889年1月23日)
フランス・モンペリエ出身の画家で、19世紀フランス・アカデミズム絵画の頂点に立った人物のひとりです。パリ国立美術学校で学び、ローマ賞を獲得してイタリアで研鑽を積んだ後、パリ・サロンで高い評価を受け続けました。1863年にサロンに出品した「ヴィーナスの誕生」はナポレオン3世が買い上げるほどの反響を呼び、カバネルの名を一躍ヨーロッパ中に知らしめました。その作品の特徴は、滑らかで完璧な肌の質感、流れるような構図、そして理想化された人体の美しさにあります。神話や歴史を主題としながらも、全体に漂う甘美な官能性がカバネルの作品を他のアカデミズム画家と一線を画すものにしています。同時代のマネやモネら印象派の台頭とともに、アカデミズム絵画は時代遅れとみなされた時期もありました。しかし現在は再評価が進み、19世紀ヨーロッパ絵画の精華として改めて注目を集めています。

■作品概要
Echo (1874)
巌に身を寄せ、白い薄布をまとった一人のニンフが、両の手を耳にあて、はっと息をのむように振り返っています。豊かに波打つ赤い髪、驚いたように開かれた唇は、ナルキッソスに恋い焦がれながらも、その声をついに返してもらえなかったニンフ、エコーの悲しみを物語り、木霊のように響き返るおのれの声にただ耳を澄ませる姿として描き出されています。透けるほどに薄い衣は、岩肌の温もりと呼応するかのごとく身にまとわりつき、露わになった肌の柔らかさと、驚愕に揺れる瞳の切なさとが、甘やかな哀しみをたたえて、静かに胸に迫ってきます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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