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能楽百番 俊寛 30-100084

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
孤島に佇む、哀切なまでの魂の肖像
主人公である俊寛は、流罪となった絶海の孤島に置き去りにされた高僧です。
彼の荒々しい衣装と、虚ろな表情は、絶望的な孤独と、帰京叶わぬ悲哀を深く感じさせます。

■アーティスト
月岡耕漁(つきおかこうぎょ、1869年4月18日–1927年2月25日)
浮世絵師月岡芳年、日本画壇の人気作家、尾形月耕や松本楓湖に師事、その流麗な筆致と幻想的な美意識で知られる画家です。特に能や歌舞伎の場面を描いた作品は、華やかな舞台の奥に潜む人間の情念や緊張感を浮かび上がらせ、観る者の心を強く揺さぶります。力強い構図と鮮烈な色彩は、観客の視線を舞台へと引き込み、今にも囃子の音や衣擦れの響きが聞こえてくるかのようです。耕漁の絵は、伝統芸能の儚さと永遠性を同時に映し出し、私たちに日本美術の奥深さを再発見させてくれるのです。

■作品概要
能楽百番 俊寛(しゅんかん)
静寂な空間に、一人、俊寛が佇んでいます。彼がまとう枯れた緑色の装束と、荒々しい蓑のような腰蓑は、鬼界ヶ島という絶海の孤島での過酷な生活と、絶望的な孤独を象徴しています。顔に刻まれた深い皺と、諦念にも似た静かな眼差しは、許されぬ運命を受け入れようとする高僧の哀切な魂を映し出しています。月岡耕漁は、能楽の「俊寛」という演目が持つ深い悲劇性と人間の尊厳を、静謐かつドラマティックに描き切りました。抑制された色彩と、簡潔な構図が、この悲運の主人公の内面的な力を際立たせています。この作品は、侘び寂びの美意識と、人生の厳しさを凝縮した魂の叫びです。

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月岡耕漁の浮世絵「能楽百番 俊寛」は、能楽の悲劇の情感をドラマチックに表現した木版画です。侘び寂びの美意識が宿るこの美術の絵画は、和モダンなインテリアを彩る芸術性の高いアートであり、日本文化の伝統と深い情感を伝えます。孤島に生きる俊寛の肖像画を鑑賞することは、コレクションとしての深い喜びです。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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