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片山楊谷

片山楊谷 [ かたやまようこく ] (1760-1801)
江戸時代後期から明治初期にかけて活躍した絵師です。現在の鳥取県(因幡国)に生まれ、後に京都へ出て絵を学びました。最大の特徴は、「毛描き」と呼ばれる極めて緻密な技法にあります。特に虎の絵においてその真価を発揮し、一本一本の毛並みを驚くほど細かく描き込むことで、今にも動き出しそうな立体感と生命力を表現しました。その腕前は、当時「虎を描かせれば右に出る者はいない」と評されたほどです。また、特定の流派に完全に属することなく、長崎派の写生的なスタイルや中国画の影響を受けながら、独自の写実性を追求しました。鳥取藩の絵師としても活躍し、虎以外にも龍や人物画、花鳥画など幅広い画題を残しています。晩年は各地を旅しながら制作を続けましたが、その圧倒的な描写力は、後の近代日本画の写実表現にも通じる先駆的なものでした。

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