365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

竹虎図 21-101200

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
正面突破の構図が生む逃げ場のない緊張
斜め真正面から迫る構図は、江戸日本画の虎図の中でも特に大胆な選択です。身を低く沈めた体勢、左右非対称に広がる爪、竹の葉が作る鋭角的なフレーム。全ての要素が、今まさに飛びかかる、という一瞬の臨界点を演出しています。

■アーティスト
片山楊谷 [ かたやまようこく ] (1760-1801)
江戸時代後期から明治初期にかけて活躍した絵師です。現在の鳥取県(因幡国)に生まれ、後に京都へ出て絵を学びました。最大の特徴は、「毛描き」と呼ばれる極めて緻密な技法にあります。特に虎の絵においてその真価を発揮し、一本一本の毛並みを驚くほど細かく描き込むことで、今にも動き出しそうな立体感と生命力を表現しました。その腕前は、当時「虎を描かせれば右に出る者はいない」と評されたほどです。また、特定の流派に完全に属することなく、長崎派の写生的なスタイルや中国画の影響を受けながら、独自の写実性を追求しました。鳥取藩の絵師としても活躍し、虎以外にも龍や人物画、花鳥画など幅広い画題を残しています。晩年は各地を旅しながら制作を続けましたが、その圧倒的な描写力は、後の近代日本画の写実表現にも通じる先駆的なものでした。

■作品概要
竹虎図
見たことがない。それでも、描ける。18世紀の画家・片山楊谷は、実物の虎を一度も目にしないまま、これほどまでに凄まじい虎を降臨させました。長崎で中国絵画の精髄を体に叩き込み、諸国を渡り歩いた孤高の絵師が辿り着いた、究極の「想像の写実」。竹林の闇から身を低く沈め、真正面へと迫りくる巨体。黄金と黒の縞が渦を巻き、全身の毛が逆立ち、黄緑色の双眸が見る者の魂を正面から貫いています。「楊谷の毛描き」と称された極細の筆線が、幾万本と重なり、生きた獣の気配を纏っています。長く鋭い髭、岩を砕く爪、今にも地を蹴る後脚の緊張。楊谷は見ていない。しかし感じていた。虎とはかくあるべし——その信念が、写生を超えた真実を紙の上に刻みました。
------------------
片山楊谷が18世紀に描いた「竹虎図」は、江戸時代の日本画・掛け軸の傑作であり、長崎派の中国絵画・沈南蘋の細密描写を継承した「楊谷の毛描き」と称される極細の筆致で虎の全身を描き上げた動物画の最高峰です。竹林の闇から正面へと迫る大胆な構図と黄金の背景が生む圧倒的な迫力と緊張感は、実物を見ずして描いたとは信じ難いほどのリアリティを放ち、縞模様・爪・髭・黄緑の瞳に至るまで一本一本丹念に描かれた毛並みが獣の生命を宿しています。伝統文化と日本美術の粋を凝縮したこの名画は、今なお見る者を圧倒するコレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
片山楊谷 竹虎図 日本画 虎 竹林 江戸時代 18世紀 掛け軸 絹本 動物画 日本美術 毛描き 筆致 金地 縞模様 迫力 構図 猛獣 伝統文化 長崎派 中国絵画 沈南蘋 細密描写 緊張感 爪 髭 黄緑 瞳 名画 コレクション

お届けについて

おすすめ商品

新着商品