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千鳥 21-100069

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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幾重にも重なる波濤と、冬の海を駆ける小さな命
北斎にとって波は、生涯追い続けた最も重要なモチーフの一つです。本作で見せる波の表現は、単なる水の動きではなく、自然界のエネルギーそのものを可視化したような力強さを持っています。うねる波の背に施された繊細なグラデーションは、光の屈折や水の重みを感じさせ、圧倒的な臨場感で包み込みます。

■アーティスト
葛飾北斎 (1760-1849)
江戸時代後期の浮世絵師で、特に「富嶽三十六景」で有名です。北斎は江戸の本所に生まれ、本名は「中島時太郎」ですが、数々の画号を持ち、最終的に「葛飾北斎」を名乗りました。北斎の作品は、日本の伝統的な絵画技法と独自の発想を融合させ、自然や風景、人物を細密に描写する点で特異な魅力を放ちます。代表作である「富嶽三十六景」は、富士山を題材にし、角度や季節、天候ごとに異なる富士山の姿を描いたシリーズです。この作品は日本国内のみならず、ヨーロッパでも高く評価され、特にフランスの印象派画家たちに多大な影響を与えました。

■作品概要
千鳥
葛飾北斎による「千鳥」は、波の一粒一粒、飛沫の一点一点にまで執念を燃やした彼ならではの風景画です。画面を埋め尽くすようにうねる波は、まるで生き物のように有機的な曲線を描き、幾重にも重なる層が海の深さと力強さを表現しています。荒々しい波の上を、三羽の千鳥が軽やかに舞っています。千鳥の小さく愛らしい姿と、今にも画面から溢れ出しそうな巨大な波の対比は、大自然の雄大さと、その中で懸命に生きる生命の逞しさを際立たせています。波の隙間から覗く淡い藍色と、千鳥の白い羽が織りなす色彩のコントラストは、冬の冷たくも澄んだ空気感を鮮烈に伝えます。背景に広がるぼかしの技法は、遠く広がる冬の空の寒々しさを演出し、千鳥たちの鳴き声が波音に混じって聞こえてくるような臨場感を与えています。北斎が到達した「写実を超えたデザイン性」が、このシンプルな構図の中に息づいている傑作です。
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江戸時代の天才・葛飾北斎による「千鳥」は、波の表現における独創性を極めた日本画の傑作です。肉筆画ならではの深い藍色と繊細な筆致で描かれた波濤は、圧倒的な躍動感と曲線美を誇り、浮世絵師としての北斎の写実への執念を物語っています。荒れ狂う自然の景色と、その中を舞う小さな千鳥という対比の構成は、臨場感あふれる衝撃を与えます。伝統的な和風の彩色を活かしつつ、デザイン性の高い描写で生命力を封じ込めたこの作品は、北斎の鋭い観察眼が生んだ芸術の極致といえるでしょう。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
葛飾北斎 千鳥 波 浮世絵 日本画 肉筆画 傑作 構成 波濤 躍動感 対比 伝統 芸術 江戸時代 描写 写実 生命力 自然 景色 曲線美 デザイン 藍色 筆致 彩色 観察眼 鑑賞 和風 伝統文化 臨場感 精神

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