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名所江戸百景 王子装束えの木大晦日の狐火 31-100203

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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闇夜に誘われる、伝説への旅
古くから語り継がれてきた伝説を、広重の筆によって幻想的に視覚化したものです。
大晦日の夜、王子稲荷の社に集まる狐たちが、口から放つ狐火で豊作を占うという言い伝え。
その神秘的な物語が、一枚の絵に凝縮されています。

■アーティスト
歌川 広重 (うたがわ ひろしげ) [ 寛政9年(1797年) - 安政5年9月6日(1858年10月12日) ]
江戸の情緒を鮮やかに描き出した浮世絵師であり、その風景画は見る者の心に静かな余韻を残します。北斎がダイナミックな構図と力強さで自然の迫力を描いたのに対し、広重は移ろう季節や雨、雪、夕暮れといった繊細な瞬間を優美に表現しました。特に、深く澄んだ藍の色調「ヒロシゲブルー」は、彼の風景画を象徴する存在であり、異国の人々にも「日本の青」として強い印象を与えました。『東海道五十三次』に代表される旅情豊かな連作は、江戸庶民にとって憧れの旅を紙の上で体験させる窓であり、同時に自然と人間の調和を静かに語りかけます。広重の作品は今なお、淡い雨や霞む空気までをも感じさせ、私たちに日常の中の美しさと一瞬の儚さを見つめ直させる力を持ち続けています。

■作品概要
名所江戸百景 王子装束えの木大晦日の狐火
静まり返った大晦日の夜、人知れず繰り広げられる幻想的な情景を描き出した作品です。漆黒の闇の中、一本の大きな木の下に集まる狐たち。彼らが口から放つ神秘的な光「狐火」が、あたりをほんのりと照らし出しています。
この絵は、単なる風景画ではなく、古くから伝わる言い伝えや、人々の心に宿る神秘への憧憬を、情感豊かに表現しています。狐火の数で翌年の豊作を占うという伝説が、この絵に深い物語性を与えているのです。月明かりの下、光の粒となって集まってくる狐たちの姿は、見る者の想像力を掻き立て、まるで異世界に迷い込んだかのような感覚を呼び起こします。広重は、目に見えない神秘的な存在を、その筆によって、限りなく美しく、そして切なく描き出しました。

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歌川広重の浮世絵『名所江戸百景 王子装束えの木大晦日の狐火』は、江戸時代の日本美術を代表する錦絵です。この木版画は、王子稲荷に伝わる伝説を題材にした風景画として、幻想的で神秘的な美しさを持っています。歴史的価値の高い美術品であり、歌川派の傑作として知られるこの浮世絵アートは、現代アートとしても高く評価されています。和モダンなデザインはインテリアにぴったりで、おしゃれな部屋を演出するアートプリントとして、部屋づくりのアクセントになります。狐火という日本の伝統的なモチーフを描いた、この文化的遺産は、コレクションする価値のある作品です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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