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春のほとりで(耳を澄ますニンフ) 16-100500

3,450円(税込)

定価 3,950円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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水の調べに身を委ねる静寂のひととき
岩山の向こう側には、角を持つ牧神(パン/ファウヌス)が腰掛け、笛を奏でる姿が影のように浮かび上がっています。女性が耳を澄ませているのは、単なる水の音だけではなく、風に乗って運ばれてくるこの神秘的な笛の音のようです。

■アーティスト
フランツ・フォン・シュトゥック [ Franz von Stuck ] (1863-1928)
ドイツ象徴主義を代表する画家・彫刻家・建築家です。ミュンヘンを拠点に活動し、神話や寓意を題材とした官能的で重厚な作品で知られています。とくに《罪》《サロメ》《ルシファー》など、運命や欲望、死といった主題を妖艶かつ劇的に描き、世紀末美術の精神を体現しました。画面を縁取る装飾的な額縁も自ら設計し、絵画と建築・デザインを統合する姿勢を示しています。また、後にミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはカンディンスキーやクレーなどがおり、20世紀美術への橋渡し的存在と評価されています。

■作品概要
An Der Quelle (Lauschende Nymphe)
洞窟の影に身を潜めるように腰を下ろし、湧き出る水の音に全神経を集中させる女性の姿が描かれています。岩肌を伝い落ちる水滴が水面に小さな波紋を広げる様子は、静まり返った空気の中に繊細なリズムを刻んでいます。陽光を浴びるパンの赤みを帯びた肌と、日陰で涼やかに佇むニンフのコントラストが、この場面にドラマチックな緊張感を与えています。自然界の荒々しい生命力と乙女の繊細な情緒が、一つの画面の中で見事に調和しており、神話的な想像力を強く刺激します。
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世紀末の芸術家たちが愛した象徴主義の世界において、この作品は泉のほとりでニンフがパンの笛という音楽に耳を傾ける様子を聴取という行為を通じて描いています。洞窟の深い影と、そこへ差し込む光が、彼女の纏う鮮やかな紅色のドレスや繊細な髪飾りを浮かび上がらせ、画面に官能的な美しさと崇高な情緒を与えています。岩山に腰掛ける牧神の奏でる旋律は、静寂に包まれた空間に緊張をもたらし、水面に広がる波紋とともに瞑想的な雰囲気を深化させています。神話の物語性を背景に持ちながらも、現代的な内面描写を思わせる本作は、見る者の視覚と聴覚を同時に刺激する名作です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
泉 噴水 ニンフ 牧神 パン 笛 音楽 聴取 洞窟 岩 影 光 紅色 ドレス 髪飾り 神話 象徴主義 世紀末 静寂 瞑想 波紋 官能 緊張 情緒 崇高


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