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牧神と人魚 16-100503

3,450円(税込)

定価 3,950円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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境界を越えて共鳴する異形の生命力
波打つ海辺を舞台に、半人半獣の牧神フォーンが人魚ニクセを肩に乗せて歩む、幻想的な一場面が描かれています。岩肌に挟まれた狭い空間を突き進む彼らの姿からは、異なる属性を持つ生命が重なり合うことで生まれる、圧倒的なエネルギーが放たれています。

■アーティスト
フランツ・フォン・シュトゥック [ Franz von Stuck ] (1863-1928)
ドイツ象徴主義を代表する画家・彫刻家・建築家です。ミュンヘンを拠点に活動し、神話や寓意を題材とした官能的で重厚な作品で知られています。とくに《罪》《サロメ》《ルシファー》など、運命や欲望、死といった主題を妖艶かつ劇的に描き、世紀末美術の精神を体現しました。画面を縁取る装飾的な額縁も自ら設計し、絵画と建築・デザインを統合する姿勢を示しています。また、後にミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはカンディンスキーやクレーなどがおり、20世紀美術への橋渡し的存在と評価されています。

■作品概要
Faun und Nixe (1902)
波しぶきが足元で白く弾ける中、二つの異質な魂が一つに溶け合うような瞬間が切り取られています。フォーンの逞しい肩に跨り、その角をしっかりと掴むニクセの姿には、恐れを越えた深い信頼と情熱が宿っています。周囲を取り囲む切り立った岩壁は、外界から隔絶された二人だけの秘密の楽園を暗示しており、濃密なエロティシズムと神秘的な静寂を同時に漂わせています。風に乱れる黒髪と剥き出しの歯、そして見開かれた瞳。そこには文明の制約から解き放たれた、野生そのものの純粋な歓喜が荒々しく刻まれています。
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ギリシャ神話に由来する牧神フォーンと、水の精霊である人魚ニクセが描かれた本作は、象徴主義の真骨頂とも言える官能と野性に満ちた名作です。波が寄せる海辺で、逞しい筋肉を持つ褐色のフォーンに肩車された彼女の青い鱗と白い肌は、神話的な幻想を際立たせ、見る者を未知なる生命力の世界へと誘います。岩に囲まれた秘密の場所で、運命的な衝動に身を任せて歓喜を爆発させる姿には、文明からの逃避と本能の充足が鮮やかに映し出されています。世紀末の美学が凝縮されたこの情景は、人間の根源的な欲望や昂揚感を、光り輝く水しぶきと共に永遠に閉じ込めています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
ファウン ニキセ 人魚 牧神 海 神話 象徴主義 世紀末 官能 野性 本能 歓喜 鱗 筋肉 褐色 肌 岩 波 欲望 衝動 幻想 生命力 逃避 秘密 昂揚


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