365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

幼き牧神 16-100505

3,450円(税込)

定価 3,950円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
無垢な瞳に宿る神話と現実の交差点
無邪気な笑顔が、心に忘れかけていた生命の喜びを呼び覚まします。小さな角を頭に頂いた幼いファウンは、自然の恵みである葡萄を両手で抱え、その甘美な誘惑に心躍らせているようです。

■アーティスト
フランツ・フォン・シュトゥック [ Franz von Stuck ] (1863-1928)
ドイツ象徴主義を代表する画家・彫刻家・建築家です。ミュンヘンを拠点に活動し、神話や寓意を題材とした官能的で重厚な作品で知られています。とくに《罪》《サロメ》《ルシファー》など、運命や欲望、死といった主題を妖艶かつ劇的に描き、世紀末美術の精神を体現しました。画面を縁取る装飾的な額縁も自ら設計し、絵画と建築・デザインを統合する姿勢を示しています。また、後にミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはカンディンスキーやクレーなどがおり、20世紀美術への橋渡し的存在と評価されています。

■作品概要
Junger Faun (1902)
正面を真っ直ぐに見据える瞳には、邪気のない好奇心と、どこか超越的な神知が混ざり合っているかのようです。左右の瞳の描き方が異なることで、視線には複雑な深みが生まれています。この視線の揺らぎによって、幼いファウンの笑顔は単なる喜びの表現を超え、見る者の心の奥底を覗き込むような、象徴主義特有の魔的で神秘的な魅力を放つこととなります。
頭上の小さな角は、自然界の荒々しい精霊の血筋を証明していますが、そのふっくらとした頬や柔らかな指先は、守られるべき幼子の愛らしさに満ちています。葡萄の房を握りしめるその仕草からは、生命の根源的な欲望が濁りなく表現されており、見る者は知らず知らずのうちに、この幼き野性の虜となってしまいます。
---------------------------
ギリシャ神話に由来する幼いファウンが葡萄を手にする姿は、象徴主義が好んだ原始的な生命力と、無垢な野性の本能を鮮やかに描き出しています。世紀末の芸術が追求した身体美と、楽園のような森林で繰り広げられる幻想的な一場面は、見る者に根源的な幸福や好奇心を想起させます。頭上の小さな角や精霊としての異質な純真さは、果実の豊穣を象徴する紫や金の色彩と共に、神話の世界を身近な実在へと変容させます。画面に溢れる弾けるような笑顔と、欲望に対して正直な幼子の仕草は、生命への賛歌として、静かなる感動と詩的な余韻を心に刻みます。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
フォーン 幼子 角 葡萄 笑顔 無垢 神話 象徴主義 世紀末 野性 欲望 生命 豊穣 果実 楽園 森林 花 精霊 原始的 本能 幸福 好奇心 幻想 身体美 純真

お届けについて

おすすめ商品

新着商品