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スフィンクス 16-100512

3,450円(税込)

定価 3,950円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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月夜の静寂を切り裂く獣性と理性の境界線
星空の下に横たわるスフィンクスの四肢は、獲物を狙う猛獣のような緊張感と、神聖な儀式を待つかのような静謐さを同時に湛えています。岩肌を伝う微かな滝の水音は闇の深さを際立たせ、冷徹な理知を感じさせる横顔と、温もりを宿した肌の対比が、内面に眠る原始的な恐怖と憧憬を抱かせます。

■アーティスト
フランツ・フォン・シュトゥック [ Franz von Stuck ] (1863-1928)
ドイツ象徴主義を代表する画家・彫刻家・建築家です。ミュンヘンを拠点に活動し、神話や寓意を題材とした官能的で重厚な作品で知られています。とくに《罪》《サロメ》《ルシファー》など、運命や欲望、死といった主題を妖艶かつ劇的に描き、世紀末美術の精神を体現しました。画面を縁取る装飾的な額縁も自ら設計し、絵画と建築・デザインを統合する姿勢を示しています。また、後にミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはカンディンスキーやクレーなどがおり、20世紀美術への橋渡し的存在と評価されています。

■作品概要
Sphinx (1904)
星々が瞬く漆黒の夜、静寂に包まれた岩場に伏せるスフィンクスの姿が描かれています。女性の柔らかな肉体と、闇に溶け込む獣の力強さが一体となったその姿は、魂を深く射抜くような神秘的な威厳を放っています。背後の洞窟から細く流れ落ちる滝の音だけが、時を止めたような空間に微かなリズムを刻んでいるかのようです。こちらを見据える物憂げな眼差しには、太古から続く知恵と、決して解かれることのない孤独な謎が秘められています。暗闇の中で金色の光を放つ肌の質感は、生命の尊厳と死の静寂が隣り合わせであることを物語り、終わりのない思考の深淵へと誘います。美しさと畏怖が背中合わせに存在するこの聖域は、象徴主義が到達した究極の夢幻を体現しています。
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フランツフォンシュトゥックが描いたスフィンクスは、夜の星空の下で解かれない謎を瞳に宿し、静寂の中に潜む畏怖と官能を鮮烈に描き出した象徴主義の傑作です。漆黒の闇に包まれた洞窟や細い滝の音を背景に、神話的な猛獣の本能と女性の知恵を併せ持つ肉体美が浮かび上がり、世紀末の美学が求める神秘的な聖域を構築しています。こちらを射抜く視線と緊張感に満ちた肢体は、理性を幻惑する孤独な魅力を放ち、柔らかな肌の質感と冷徹な表情の対比を通じて、生命の深淵に潜む本質を浮き彫りにしています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
スフィンクス 謎 神話 象徴主義 世紀末 闇 夜 星空 洞窟 滝 静寂 官能 畏怖 神秘 肢体 肉体美 視線 孤独 知恵 猛獣 理性 本能 緊張 幻惑 聖域



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