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築地本願寺の夕月 21-100333

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
満月と異国建築。「東京の中の異界」が生む幻想
インド・ムガル様式を取り入れた築地本願寺の外観は、1930年代の東京においても異彩を放つ存在でした。巴水はその異形の美しさを夜景として捉えることで、現実と夢の境界をさらに曖昧にしています。

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
築地本願寺の夕月(つきじほんがんじのゆうづき)
インド・ムガル建築の様式を纏った異形の伽藍が、夕暮れの青の中に静かに佇み、その真上に満月が昇っています。1936年の東京・築地。このあまりにも異国的な建物が隅田川のほとりに現れたのは1934年。完成からわずか2年後に巴水はここに立ちました。石造りのドーム、アーチ窓、唐草の装飾、獅子の像。全てが「ここは日本か」と問いかけてくるようです。しかし月だけは、いつもの月です。江戸の昔から変わらず、この空に浮かぶ月。その月明かりに照らされて、伽藍は青く、深く、夢のように輝いています。正面の石段のたもとに、荷物を持った人影がひとつ。この巨大な建築の前で、人はあまりにも小さい。しかしその小ささが、築地の夜に人の温もりを灯しています。東洋と西洋、古代と近代、日本と異国。全ての境界が、月光の中で溶けていく夜。
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川瀬巴水が1936年に制作した「築地本願寺の夕月」は、東京都中央区築地に建つインド・ムガル様式の近代建築・築地本願寺を満月の夜に描いた新版画・木版画の傑作で、青緑のグラデーションに包まれた異国情緒あふれる伽藍と黄色い満月の対比が版木の重ね摺りによる精緻な色彩で表現されています。石段のたもとに佇む小さな人影が夜の静寂に温もりを添え、東洋と西洋・古代と近代が溶け合う月光の幻想的な美しさを封じ込めたこの近代木版画は、昭和初期の東京の夜景と旅情・詩情が凝縮されたコレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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