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浜町河岸 21-100338

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
一艘の帆船が生む、動と静の均衡
対岸のシルエットには、家屋と並んで電柱・煙突が描かれています。巴水は近代化の象徴である電柱や煙突を隠しませんでした。それが当時の東京の真実の姿だったからです。この正直さが巴水の旅情版画を単なる懐古趣味から救い、時代の証言として価値あるものにしています

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
浜町河岸(はまちょうがし)
夕暮れが、川の上に広がっています。隅田川の水面は青く静まり返り、茜色の雲がその水鏡に薄く映っています。帆を張った小舟が一艘、風を受けてゆっくりと進んでいく。1925年の東京・浜町河岸。対岸には家々が低く連なり、電柱と工場の煙突が空に向かって伸びています。それはもう江戸でも、純粋な自然でもない。しかし巴水の目には、その近代と下町が混在する風景も、確かな美として映っていました。青と茜のグラデーションが支配するこの画面は、騒がしくない。人の声も、波の音も、ここには届かない。ただ帆が風を受け、水が光を返し、雲が流れていく。大正末期の東京の夕暮れが、こんなにも静かで美しかったとは。関東大震災から2年。復興の途上にあった東京の河岸に、巴水は詩情を見出していました。失われゆく下町の風景への、静かで深い愛情です。
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川瀬巴水が1925年に制作した「浜町河岸」は、東京都中央区日本橋浜町・隅田川河岸の夕景を描いた新版画・木版画の傑作で、青く静まり返る水面に白い帆を張った小舟が進む構図と、茜色の雲が流れる青のグラデーションの空が版木の重ね摺りによる繊細な色彩で表現されています。関東大震災から2年、復興途上の大正末期の東京下町を電柱・煙突も含めて正直に描いた時代の証言として、隅田川の静寂と帆船の詩情が共鳴するコレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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