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伊予川之江 21-100339

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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白砂と蒼水が織る、瀬戸内の光の詩
下絵ならではの柔らかな筆致が、瀬戸内の穏やかな光を見事に捉えています。白く輝く砂州・蒼い水路・青い空・遠くに霞む青い山。これらの青系統の色彩が、松の緑と屋根の灰色を引き立てながら、瀬戸内特有の光の世界を作り出しています。

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
伊予川之江(いよかわのえ)(下絵)
瀬戸内の穏やかな光の中に、小さな港の朝が広がっています。白い砂州に沿って小舟が数艘繋がれ、蒼い水路が静かに海へと続いています。遠くには青い山々が霞み、松の緑が空に映えています。昭和八年九月、巴水はこの地に立ち、筆を走らせました。瀬戸内の光は特別です。柔らかく、白く、全てを優しく包み込む。日本海の荒々しさとも、太平洋の雄大さとも違う、穏やかで親密な光。その光がこの港の白砂を輝かせ、水路を青く染め、家々の屋根を静かに照らしています。建物の前に一人、人影がある。何をするでもなく、ただそこに立っている。その佇まいが、この港の時間の流れを物語っています。急がない。騒がない。ただ穏やかに、日々が過ぎていく。後に版画として結実するこの下絵には、現地で感じた光と空気がそのまま封じ込められています。
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川瀬巴水が昭和八年九月に現地で描いた「伊予川之江」の下絵・肉筆画は、愛媛県四国中央市・川之江の瀬戸内の港風景を水彩的な柔らかな筆致で捉えた貴重な制作過程の記録で、白く輝く砂州・蒼い水路・青く霞む山々と瀬戸内の穏やかな光が繊細な色彩で表現されています。左下に残された日付の書き込みが現地での制作の臨場感を伝え、繋がれた小舟と佇む人影が港町の穏やかな時間の流れを静かに語るこのスケッチは、完成版画にはない生々しい詩情と瀬戸内の原風景への愛情が凝縮されたコレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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