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織女たち アラクネの寓話 14-101008

2,400円(税込)

定価 2,950円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
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奥の部屋の神話
奥のタペストリーの場面は、機織りの腕を競った女神ミネルヴァと娘アラクネの物語を表すと解釈されています。背後の織物にはティツィアーノの「エウロペの略奪」が引用されているとされます。光に包まれたその一角が、手前の現実の作業と静かに響き合っています。

■アーティスト
ディエゴ・ベラスケス [ Diego Velázquez ] (1599-1660)
スペイン・セビリャ生まれの画家で、バロック絵画を代表する巨匠のひとりです。23歳でフェリペ4世の宮廷画家に任命されて以来、生涯をマドリードの王宮で過ごしました。王族・貴族・道化・召使い───身分を問わず、描かれた人物はみな等しく画面の前に立たされます。感情を煽らず、光と影だけで人間の存在を定着させるその筆致は、同時代のどの画家とも異なるものでした。代表作《ラス・メニーナス》 (1656) は、王女とその侍女たち、そして画家自身を描いた大画面で、見る者と見られる者の関係を複雑に絡め、美術史上もっとも論じられた絵のひとつとなっています。19世紀にマネがその写実性に衝撃を受け、印象派への橋渡しとなったことからも、その影響の射程の長さがわかります。宮廷の重い空気の中で、ベラスケスだけが静かに自由でした。

■作品概要
Las Hilanderas
薄暗い仕事場。左側では、白い頭巾の年配の女が糸車を回し、その輻(や)は速さのあまり形を失っています。右側には若い女が背を向けて座り、腕を伸ばして糸を巻き取っています。中央には床に座り込んで作業する女、足元には毛糸の玉と、丸くなった猫。端の女は赤い帳を持ち上げ、身を乗り出しています。光は奥から差し込みます。数段の階段を上った先の明るい小部屋には、華やかな衣装の婦人たちが立ち、背後の壁には大きなタペストリー。兜をかぶった女神が片腕を高く掲げ、その前に一人の女が向き合っています。暗い手前と、光に満ちた奥。二つの場が一枚のなかに重ねられ、仕事の音と静けさが同時に漂います。宮廷の奥に置かれた、手仕事と神話の交わる部屋の空気です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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