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聖母戴冠 14-101005

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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三者がかたちづくる輪郭
キリスト、父なる神、聖母の配置は、上が広く下がすぼまる、逆さの心臓のかたちを描くとしばしば指摘されます。聖母が胸に手を当てる仕草とも重なり、構図全体が穏やかなひとつのまとまりを持っています。

■アーティスト
ディエゴ・ベラスケス [ Diego Velázquez ] (1599-1660)
スペイン・セビリャ生まれの画家で、バロック絵画を代表する巨匠のひとりです。23歳でフェリペ4世の宮廷画家に任命されて以来、生涯をマドリードの王宮で過ごしました。王族・貴族・道化・召使い───身分を問わず、描かれた人物はみな等しく画面の前に立たされます。感情を煽らず、光と影だけで人間の存在を定着させるその筆致は、同時代のどの画家とも異なるものでした。代表作《ラス・メニーナス》 (1656) は、王女とその侍女たち、そして画家自身を描いた大画面で、見る者と見られる者の関係を複雑に絡め、美術史上もっとも論じられた絵のひとつとなっています。19世紀にマネがその写実性に衝撃を受け、印象派への橋渡しとなったことからも、その影響の射程の長さがわかります。宮廷の重い空気の中で、ベラスケスだけが静かに自由でした。

■作品概要
La Coronación De La Virgen (C.1635)
雲の上に座す聖母マリア。その左右から、子なるキリストと父なる神が、花の冠を頭上に掲げています。真上には白い鳩の姿の聖霊が浮かび、放たれる光が三者を淡く包む。聖母は目を伏せ、片手を胸に当てています。深い青のマントに赤紫の衣。両脇の二者もまた赤紫の衣をまとい、色の重なりが三つの姿をひとつにまとめています。冠は金ではなく、小さな花々を編んだもの。キリストは笏を、父なる神は透明な球を手にしています。足元では、翼をもつ幼い天使たちが雲間から顔をのぞかせ、柔らかな肌に光が落ちる。背景の雲は灰青色の筆致で軽やかに置かれ、重い衣の量感と対照をなしています。王宮の王妃の礼拝室のために描かれたと伝えられる一枚。宮廷の奥で祈りに向けられた、抑えた色調の荘厳さが漂います。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
聖母戴冠 聖母マリア キリスト 父なる神 聖霊 三位一体 鳩 天使 花冠 宗教画 キリスト教美術 ベラスケス ディエゴベラスケス スペイン絵画 バロック絵画 17世紀絵画 カトリック 青いマント 雲 光 祈り 礼拝 名画 西洋美術 絵画解説 宗教芸術 アートポスター インテリアアート 古典絵画


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