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パック誌 クリスマス号 1902 26-201004

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 半光沢紙フォトマット紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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役得サンタ
窓の上に吊るされたヤドリギが、この場面のすべての種明かしです。両側からキスを受け、目を閉じて満足げに微笑むサンタは、子どもの夢の使者というより、習わしの恩恵を存分に味わう幸運な男として描かれています。

■アーティスト
フランク・アーサー・ナンキベル [ Frank Arthur Nankivell ] (1869–1959)
オーストラリア出身の画家・政治漫画家で、『パック』などの雑誌に描いた風刺画で知られています。ヴィクトリア州マルドンに生まれ、メルボルンのウェズリー・カレッジで美術を学びました。その後東京で漫画家として働き、のちに日本近代漫画の祖とされる北沢楽天と出会いました。このため、日本の漫画史でも注目される人物です。 1894年に日本を離れてサンフランシスコで美術を学び、現地で隔週刊誌『Chic』を発行しました。同誌が失敗に終わると1896年にニューヨークへ移り、『パック』のスタッフに加わって、1913年に同誌が売却されるまで在籍しました。『パック』はアメリカで初めて成功したユーモア雑誌です。そこで人気と影響力のある漫画家となり、主に社会問題や州・連邦レベルの政治を題材にしました。表紙や特別号の多色石版画も数多く手がけています。

■作品概要
Christmas Puck (1902)
青い格子窓から入ってきたサンタクロースを、2人の女性が両側から抱き寄せ、左右の頬に同時にキスしています。左は薄紫のドレスに燭台を持つ金髪の女性、右は黄色のドレスを着た黒髪の女性。窓の上には、ピンクのリボンで結んだヤドリギが下がっています。ヤドリギの下ではキスを拒めない、というクリスマスの習わしを、サンタがしっかり利用している形です。目を閉じて頬を緩めるサンタの表情は、まさに役得。足元の袋には人形や太鼓、ラッパ、ボールがぎっしり詰まっています。当時の女性たちの膨らんだ袖と細い腰は、1900年代初めの流行の装い。プレゼントをたくさん抱えた人が一番歓迎される。贈り物と好意の結びつきを、季節の習わしにかこつけて軽やかにからかった一枚です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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