江南春寺静 30-105002
白い花の木の下には、立っている人と腰を下ろす人。顔立ちまでは描かれていないものの、わずかな姿勢の違いから、のどかな語らいのひとときがにじみ出ています。
■アーティスト
竹内栖鳳 [ たけうちせいほう ] (864-1942)
近代京都画壇を代表する日本画家です。京都の川魚料理屋に生まれ、円山・四条派の幸野楳嶺に学んで、伝統的な写生の技法を身につけました。 1900年、パリ万国博覧会の視察を機にヨーロッパを巡り、ターナーやコローなどの西洋絵画から大きな刺激を受けます。帰国後は号を「棲鳳」から「栖鳳」に改めました。そして西洋の写実や光の表現を日本画に取り入れ、新しい画風を切り開きました。とりわけ動物画にすぐれ、「動物を描けば、その体臭まで描く」と評されるほど、生きものの質感や気配を見事にとらえました。代表作《班猫》(1924年)は重要文化財に指定されています。教育者としても功績が大きく、上村松園、土田麦僊、小野竹喬ら多くの画家を育てました。1937年には第1回文化勲章を受章しています。近代日本画の発展に大きな役割を果たした画家です。
■作品概要
江南春寺静(こうなん しゅんじせい)
黄金色にかすむ空の下、白壁の家並みの向こうに、色鮮やかな多層の塔がすっと立ち上がります。瓦屋根は青灰色の濃淡で重ねられ、漆喰の壁には雨風の跡のようなにじみ。左手では白い花をいっぱいにつけた木が枝を広げ、花は絵具を置いたままのやわらかな点となってほころんでいます。その根もとの戸口には、白い衣で立つ人と、青い衣で腰を下ろす人。小さなふたりの姿に目を留めた瞬間、静まりかえった町に、かすかな話し声が流れ込んでくるかのようです。手前の竹垣や草むらは輪郭を追わず、淡い緑のにじみでざっくりと置かれる一方、塔の欄干や軒の彩りは細やかに描き込まれています。緻密さと省略のあいだを行き来する筆。題の「静」の一字そのままに、時間がゆっくりとほどけていく春の一日。ふたりの語らいは、いまもこの陽だまりのなかで続いています。
■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm
■材質
本商品は用紙のご選択が可能です
⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。
⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。
■キーワード
竹内栖鳳 江南春寺静 江南 中国 春 風景画 塔 仏塔 白壁 町並み 花の木 日本画 近代日本画 京都画壇 絹本彩色 大正時代 1921年 異国 のどか 春景色 金色の空 静寂 旅 名画 アートポスター 絵画 インテリア 和モダン 掛軸 Seiho
お届けについて
おすすめ商品
-
晩秋の小さな木
Egon Schiele
3,450円(税込)
-
秋の前触れ (緑と紫のグラデーションにオレンジのアクセント)
Paul Klee
3,450円(税込)
-
初秋の浦安
川瀬巴水
3,450円(税込)
-
静岡 浅間神社
川瀬巴水
3,450円(税込)
-
柿の木に猿
小原古邨
3,450円(税込)
-
奥入瀬之秋
川瀬巴水
3,450円(税込)
-
花鳥魚鰕画冊 百舌鳥に蜘蛛図
渡辺省亭
3,450円(税込)
-
動植綵絵 紅葉小禽図
伊藤若冲
3,450円(税込)
-
秋のポプラ並木
Vincent van Gogh
3,450円(税込)
新着商品
-
アレ夕立に
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
宿鴨宿鴉
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
五月晴
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
爐邊
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
班猫
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
江南春寺静
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
魚肥山果熟
竹内栖鳳
3,450円(税込)
-
パック誌 クリスマス号 1910
Gordon Ross
3,450円(税込)
-
パック誌 クリスマス号 1902
Frank Arthur Nankivell
3,450円(税込)
-
パック誌 クリスマス号 1896
Charles Jay Taylor
3,450円(税込)
-
パック誌 クリスマス号 1909
Gordon Ross
3,450円(税込)
-
パック誌 クリスマス号 1906
Frank Arthur Nankivell
3,450円(税込)









