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アレ夕立に 30-105007

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
扇の陰の横顔
顔の大半は金と朱の扇に隠され、見えるのは結い上げた黒髪と白いうなじ、耳もとだけ。あえて表情を描かないことで、驚きや恥じらいといった心の動きを想像する余地が生まれています。

■アーティスト
竹内栖鳳 [ たけうちせいほう ] (864-1942)
近代京都画壇を代表する日本画家です。京都の川魚料理屋に生まれ、円山・四条派の幸野楳嶺に学んで、伝統的な写生の技法を身につけました。 1900年、パリ万国博覧会の視察を機にヨーロッパを巡り、ターナーやコローなどの西洋絵画から大きな刺激を受けます。帰国後は号を「棲鳳」から「栖鳳」に改めました。そして西洋の写実や光の表現を日本画に取り入れ、新しい画風を切り開きました。とりわけ動物画にすぐれ、「動物を描けば、その体臭まで描く」と評されるほど、生きものの質感や気配を見事にとらえました。代表作《班猫》(1924年)は重要文化財に指定されています。教育者としても功績が大きく、上村松園、土田麦僊、小野竹喬ら多くの画家を育てました。1937年には第1回文化勲章を受章しています。近代日本画の発展に大きな役割を果たした画家です。

■作品概要
アレ夕立に(あれゆうだちに)
「アレ夕立に」。思わず声がこぼれたような題のとおり、舞妓が金と朱の扇をさっとかざし、顔を隠した一瞬が描かれています。扇の陰に隠れて、その目と合うことはありません。それでも、白くのぞくうなじや耳もと、扇を支える指先に、ふと息をつめた気配が漂います。青地の着物には白い大輪の花と緑の葉がおおらかに散らされ、裾は足もとにやわらかく広がります。背に長く垂れた灰銀色の帯には、格子のような織り模様が細やかに描き込まれています。赤い襟や袖口の朱は、ところどころで鮮やかな差し色に。人物の後ろには何も描かれず、淡い地がただ広がるだけ。その大胆な省略のなかで、扇をかざした腕の動きと、わずかに傾けた背中の線が際立ちます。明治42年(1909)の作。扇の向こうでは、いまも雨音に耳を澄ます横顔が、そっとこちらをうかがっているのかもしれません。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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