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しなやかさう 30-100317

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
浮世絵師・芳年が描く「しなやかさ」の真髄
色褪せない鮮やかな赤や青、緑は、見るたびに新しい発見があり、飽きることがありません。

■アーティスト
月岡芳年 [つきおかよしとし](天保10年3月17日〈1839年4月30日〉- 明治25年〈1892年〉6月9日)
幕末から明治という激動の時代を駆け抜けた最後の浮世絵師と呼ばれます。武者絵や歴史絵においては、血しぶきが飛ぶ壮絶な場面を鮮烈に描き、人間の内に潜む狂気と勇気をあぶり出しました。その筆はただ美を追うのではなく、時代の混乱と人間の業を直視させるものであり、観る者の心を揺さぶります。しかし晩年の「月百姿」などには、月明かりに照らされた静謐な情景や孤独の美が漂い、そこには死と隣り合わせに生きた彼自身の魂の陰影が映し出されています。血煙と静寂、激情と余韻──その両極を自在に描いた芳年の画業は、単なる浮世絵を超え、生命の光と影を刻み込んだ壮大なドラマでもあります。

■作品概要
風俗三十二相 しなやかさう 天保年間傾城之風俗
天保年間の傾城(けいせい)、つまり遊女の最高位に位置する女性です。豪華絢爛な衣装と、頭上を飾る櫛や簪(かんざし)は、彼女の地位と美しさを雄弁に物語っています。芳年が描くのは単なる美しさではなく、その奥に秘められた「しなやかさ」です。どこか遠くを見つめる視線、そして微かに開いた唇からは、華やかな世界の裏に存在する、一人の女性としての内面的な強さや哀愁が感じられます。大胆な構図と鮮やかな色彩は、現代のアート作品にも通じる力強さを持っており、見る者の心を掴んで離しません。この絵には、時代を超えた普遍的な美とドラマが凝縮されています。

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月岡芳年は最後の浮世絵師として知られ、幕末から明治時代にかけて活躍した芸術家です。彼の代表作である風俗三十二相は、和モダンなインテリアにも映える美人画の傑作として人気があります。日本画の伝統とモダンな感性が融合したアート作品で、着物や傾城の和風な美しさが際立っています。木版画の版画は伝統工芸であり、そのデザインやレトロな雰囲気が、コレクションとして鑑賞する人々を魅了します。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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