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樅(モミ)の森 26-100079

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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色彩の柱が支える希望の森
抽象と具象の境界線を超え、樅の木の力強い立ち姿を色彩の柱として再構築した作品です。紫、緑、茶、黄といった色の帯が縦横に組み合わされ、森の奥深い神秘と、その中に宿る生命の暖かさを表現しています。

■アーティスト
パウル・クレー [ Paul Klee ] (German, 1879-1940)
スイス生まれのドイツ人芸術家で、表現主義、キュビズム、シュルレアリスムなど多様な芸術運動の影響を受けつつ、極めて個性的な画風を築きました。クレーは音楽家としての素養も持ち、ヴァイオリンやピアノを学んでいたことから、音楽と色彩の感覚を互いにリンクさせる独自の感性を育みました。そのため、彼の抽象作品には、まるで音楽のリズムや旋律を視覚化したかのような、音楽的構造や調和が随所に見られます。これは、色聴の共感覚者として知られるワシリー・カンディンスキーと共通する特性でもあり、二人の抽象画に共鳴する精神性を感じさせます。また、クレーはバウハウスで教育活動を行い、色彩理論や造形の原理を体系化。ユーモアや子どもの視点、音楽的感性を取り入れた作品は、抽象と詩情が共存する独特の魅力を放ちます。ナチスによる迫害や難病にも苦しみながら、創作への情熱を失わず、多くの名作を生み出しました。彼の生涯と作品は、20世紀美術における創造と自由の象徴として、今なお多くの人々にインスピレーションを与えています。

■作品概要
Tannenwald (1914)
クレーがチュニス(チュニジア共和国)への旅を通じて色彩の本質を掴み始めた時期の探求を象徴しています。現実の木々の形態を大胆に解体しつつも、木の幹や枝の律動は生き生きと伝わります。厳格な幾何学的構成と滲みを活かした技法は、知性と感覚が完璧に融合した芸術の喜びを鑑賞者に届けてくれます。

※パウル・クレーは1914年の春、友人である画家のアウグスト・マッケと共にチュニジア(当時はフランスの保護領)を旅行しました。
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パウルクレーのTannenwald(樅の森)は、抽象芸術の傑作であり、水彩画の技法を用いて自然の樅の木を抽象画として表現しています。クレーがチュニスへの旅を通じて探求した色彩の構成と幾何学的な形態が融合し、森の深遠な美を表現主義的な手法で描いています。この作品は、バウハウスで現代美術の指導者を務めたクレーの芸術における色彩への深い理解と新しい表現の探求を示しています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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