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笛を吹くフォーン 16-100522

3,450円(税込)

定価 3,950円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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神話が呼び戻す原初の感覚
笛は演奏の道具である以前に、沈黙を可視化する象徴として置かれています。指に触れる管の冷たさ、口元に集まる呼吸の気配。まだ放たれていない音が、想像の中で増幅され、視覚体験を聴覚へと滑らせます。鳴らされぬ旋律が、官能と孤独を静かに結びつけます。

■アーティスト
フランツ・フォン・シュトゥック [ Franz von Stuck ] (1863-1928)
ドイツ象徴主義を代表する画家・彫刻家・建築家です。ミュンヘンを拠点に活動し、神話や寓意を題材とした官能的で重厚な作品で知られています。とくに《罪》《サロメ》《ルシファー》など、運命や欲望、死といった主題を妖艶かつ劇的に描き、世紀末美術の精神を体現しました。画面を縁取る装飾的な額縁も自ら設計し、絵画と建築・デザインを統合する姿勢を示しています。また、後にミュンヘン美術院の教授となり、教え子にはカンディンスキーやクレーなどがおり、20世紀美術への橋渡し的存在と評価されています。

■作品概要
Blowing Faun (1914)
岩肌に横たわる肉体と海の水平線が、時間の停止した神話的瞬間を描き出しています。緊張と弛緩が同時に宿る肢体、地と海に溶け込む褐色の肌、口元に添えられた笛の静かな存在感。音はまだ鳴らされず、しかし空気はすでに震え始めています。自然と欲動、安らぎと不穏が均衡を保ち、官能と沈思が重なり合う構図。人間以前の感覚へと引き戻されるような、原初的な静けさが全体に広がっています。
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フランツフォンシュトゥックのBlowingFaunは、ファウヌスを主題とする象徴主義絵画として神話主題と世紀末芸術、ドイツ美術の潮流を体現しています。裸体画に宿る官能性と自然と身体の融合、パンフルートという音楽的モチーフが静けさを際立たせ、海の風景と岩場に横たわる身体が原初性と欲動、古代神話の記憶を呼び起こします。近代絵画ならではの心理的表現、静止と緊張の均衡、抑制された色彩表現が西洋絵画の中で1914年という世紀転換期の芸術的官能と神話的存在を静かに示しています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
フランツフォンシュトゥック BlowingFaun ファウヌス 象徴主義 絵画 神話主題 世紀末芸術 ドイツ美術 裸体画 官能性 自然と身体 パンフルート 音楽的モチーフ 静けさ 海の風景 岩場 横たわる身体 原初性 欲動 古代神話 近代絵画 心理的表現 静止と緊張 色彩表現 西洋絵画 1914年 世紀転換期 芸術的官能 神話的存在



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