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ラ・ロシェル海峡 26-100509

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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水面に映る光の分割と揺らぎ
運河の水面は、色彩の分割が極めて効果的に用いられている部分です。無数の青、緑、白の点が織りなす揺らぎが、水面の動きと透明感を表現しています。船や空の複雑な色彩が細かく反射しており、現実の風景を超えた視覚的な美しさを作り出しています。

■アーティスト
ポール・シニャック [ Paul Signac ] (1863-1935)
フランス印象派の流れを継ぎながら、ジョルジュ・スーラとともに点描技法を体系化し、新印象主義(ネオ・インプレッショニズム)を確立した画家です。彼は若くしてスーラの理論に共鳴し、光と色彩を科学的に分析する絵画を追求しました。筆触を微細な点で構成することで、絵具そのものの純粋な輝きを引き出し、キャンバス上に生き生きとした光の調和を生み出しています。モチーフの多くは港や海を望む風景で、穏やかな海面や帆船の形態に、自由と理性、そして詩情が共存しています。彼はまた、理論家としても『ドラクロワから新印象主義へ』を著し、芸術の社会的意義を唱えました。シニャックは感情と科学、個人と社会を結ぶ“光の哲学者”とも呼ぶべき存在です。

■作品概要
Le Chenal de la Rochelle (1927)
無数の色彩の点が、ラ・ロシェルの海と空をきらめく光の渦に変えています。緑、ピンク、青といった鮮やかな色が、互いに影響し合いながら、海風の爽やかさと太陽の輝きを感じさせてくれます。画面中央の大きな船は、その堂々とした姿を揺らめく水面に映し、港の活気と船乗りたちの夢を象徴しているようです。この作品は、単なる風景描写ではなく、シニャックが感じた光と色の歓喜を、観る者と分かち合うための色彩の祝祭です。生命力に満ちたこの港の情景は、心躍る旅情を呼び起こします。
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ポールシニャックのLaRochelle LeChenal (1927)は、運河と港の活気を描いたフランスの海景画で、帆船の船団が海に浮かんでいます。新印象派の点描技法と分割主義による色彩理論を用い、晩年の自由な色彩と筆致が輝きを放っています。雲や空、水面の反射の表現に優れたこの芸術作品は、ラ・ロシェルの旅情を感じさせる風景画です。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm
・A3/ 297mm×420mm 
・A2/ 420mm×594mm 

■材質
半光沢紙使用
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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