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尾州亀崎 21-100345

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
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藍青の闇が生む、夜道の詩情
電柱と街灯という近代文明の産物が、石垣・白壁・木造家屋という古い町並みの中に自然に溶け込んでいる。巴水はこの「近代と古さの同居」を違和感なく、むしろ詩情豊かに描いています。消えゆく古い日本を惜しみながらも、変わりゆく時代の姿を正直に記録する。それが巴水の旅の誠実さです。

■アーティスト
川瀬巴水(かわせ はすい)(1883年(明治16年)5月18日 - 1957年(昭和32年) 11月27日)
大正・昭和期に活躍した浮世絵師であり、版画家です。衰退しつつあった日本の浮世絵版画を復興させるべく、新たな浮世絵版画である「新版画」を確立した人物として知られています。1883年(明治16年)に東京で生まれた巴水は、幼い頃から絵画に興味を持ち、日本画を学びました。その後、版元の渡邊庄三郎と出会い、木版画の制作を始めます。 巴水の作品は、日本の美しい風景を情緒豊かに描き出したものが多く、特に旅情を誘う風景版画は高い評価を受けています。彼は全国各地を旅して取材を行い、四季折々の風景や人々の生活を描き出しました。その作品は、単なる風景描写にとどまらず、そこに生きる人々の息遣いや、時間とともに移り変わる光や空気感までも表現しています。巴水の作品は、日本国内だけでなく、海外でも高く評価されており、スティーブ・ジョブズも彼の作品を愛した一人として知られています。

■作品概要
尾州亀崎(びしゅうかめざき)(下絵)
夜道が、青く沈んでいる尾張の亀崎。古い港町の夜は、これほどまでに深く、静まり返っています。電柱と枯れ木が闇の中にシルエットとなって立ち、その奥の道の先に、街灯がぽつりぽつりと灯っています。深い藍青の世界の中で、その小さな光だけが道の存在を教えてくれます。左手には石垣と白壁の家。右手には木造の建物。その間を、夜の道が奥へ奥へと続いていきます。巴水の夜の絵には、必ず光があります。歌舞伎座の黄金の輝き、蟹田の家の窓、そしてこの亀崎の街灯。どれも小さく、どれも孤独で、しかしその小ささゆえに心を打ちます。右下に残された書き込みが、巴水がこの夜道に立った瞬間を今に伝えています。近代化の象徴である電柱が、古い町並みの中に当たり前のように立っている。その違和感のなさが、昭和という時代の日本の姿そのものです。誰もいない夜の道が、どこまでも続いています。
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川瀬巴水が現地で描いた「尾州亀崎」の下絵・肉筆画は、愛知県半田市亀崎の古い港町の夜道を深い藍青の闇で捉えた貴重な制作過程の記録で、電柱・枯れ木のシルエットと石垣・木造家屋の古い町並みの中にぽつりぽつりと灯る街灯の光が昭和の夜道の詩情を静かに照らしています。近代と古さが自然に同居する町の夜の姿を正直に記録した巴水の誠実な眼差しと、藍青の闇に浮かぶ温かな光の対比が凝縮されたこのスケッチは、尾張の原風景への深い愛情が滲むコレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。

■キーワード
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