365日出荷 ★ 全国送料無料 ★ 安心の国内発送

猫とトマト 30-100203

3,450円(税込)

定価 3,900円(税込)

 フォトマット紙半光沢紙
A4(21×29.7cm)
A3(29.7×42cm)
A2(42×59.4cm)
購入数
トマトと猫。昭和の夏の庭という舞台
赤く熟れたトマト、青々とした葉、竹の支柱。これらは昭和初期の家庭の庭の、ごく普通の夏の風景です。その日常の舞台の中に白黒の猫が紛れ込むことで、作品は記録でも装飾でもなく、生きた一瞬の物語となっています。

■アーティスト
高橋松亭 [ たかはし しょうてい ] (1871年2月20日-1945年2月11日)
明治から昭和にかけて活躍した日本画家であり、衰退しつつあった浮世絵を近代的な芸術として再興させた「新版画」の先駆者です。本名は高橋勝太郎、後に弘明と改名しました。版元の渡邊庄三郎と提携し、伝統的な木版技術に西洋的な光の表現や遠近法を融合させた風景画を数多く発表しました。特に海外市場を意識して制作されたため、欧米では「Shotei」の名で広く知られています。松亭の作風は、日本の原風景を情緒豊かに描くのが特徴です。雪の夜、夕暮れ時の月明かり、雨に煙る街道など、どこかノスタルジックな静寂を感じさせます。1923年の関東大震災で多くの版木を焼失しましたが、震災後は「弘明」と号してより写実的でモダンな画風へと進化させ、生涯で500点以上の作品を残しました。江戸の情緒と近代的な感性が同居するその作品群は、今なお世界中のコレクターを魅了し続けています。

■作品概要
猫とトマト
トマトの茂みの中に身を低く潜め、全身を緊張させています。しかしその緊張は殺気ではなく、遊びの予感。猫という生き物が持つ、あの独特の「本気とも遊びともつかない集中」が、この一枚に満ちています。昭和二年六月、右上の書き込みが、この猫との出会いの日付を記しています。夏の庭、赤く熟れたトマトが重そうに垂れ下がり、竹の支柱が斜めに横切っています。その日常の中に、この猫はいる。白と黒の毛並みの一本一本が、版木の精緻な彫りによって丁寧に表現され、猫の体の量感と柔らかさが紙の上に息づいています。松亭の動物への眼差しは、愛情深く、そして正直です。美化しない。ただその生き物が在る、その瞬間の真実を写し取る。赤・緑・黒・白・桃色——この色彩の饗宴の中心で、猫はただ、猫であり続けています。
----------------------
高橋松亭が昭和二年六月に制作した「猫とトマト」は、赤く熟れたトマトの茂みに身を潜める白黒の猫を描いた新版画・木版画の傑作で、猫の毛並み一本一本を丹念に表現した細密描写と、赤・緑・黒・白・桃色が織りなす色彩の饗宴が版木の精緻な摺りで再現されています。狩りの本能と遊びの無邪気さが同居する猫の瞬間を愛情深く正直に捉えた松亭の観察眼と、昭和初期の家庭の夏の庭という日常の舞台が生み出す親密な詩情が凝縮されたこの動物画は、生命力と季節感が際立つコレクション作品として高く評価されています。

■サイズ
・A4/ 210mm×297mm 
・A3/ 297mm×420mm
・A2/ 420mm×594mm

■材質
本商品は用紙のご選択が可能です

⇒ フォトマット紙0.25mm厚
官製はがき(0.2mm)よりもやや厚いコシのある紙質。
画用紙に近い印象となり、光沢がないので版画のような仕上がりになります。
日本画によく合います。

⇒ 半光沢紙026mm厚
光沢を抑えた仕上がりで反射が少なく、どの角度からでもきれいに鑑賞できます。


■キーワード
高橋松亭 猫とトマト 木版画 新版画 猫 トマト 夏 庭 白黒猫 昭和 動物画 日本画 版画 浮世絵 毛描き 細密描写 赤 緑 桃色 黒白 構図 季節 日常 近代日本画 愛猫 猫画 名画 コレクション 生命力

お届けについて

おすすめ商品

新着商品